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    アニメ道(4)劇場版第1作「名探偵コナン 時計じかけの摩天楼」 その2

    口コミで評判

     前回、1997年に公開された第1回コナン映画「時計じかけの摩天楼」の制作についてお話ししました。今回はお客さんの反応についてです。

     当時、大きな作品については全国300くらいの映画館で同時公開が普通でしたが、コナン映画はまだ実績がなかったため、東京で1週間先行して公開された後、大阪でも上映される形式になりました。開始時期も夏休みは空きがないということでゴールデンウィーク(GW)に。

     公開初日は雨で、ボクがのぞいた東京・日比谷の映画館の座席は半分ほどしか埋まっていませんでした。こだま兼嗣監督とブルーな気分の1週間を過ごしたのを覚えています。ところが、大阪初日の朝、恐る恐る劇場に行くと、階段入り口から行列。各回立ち見の大盛況だったのです!

     SNSもない時代に口コミで評判を広げて下さった方々に感謝します。「コナン映画のなかでどれが一番好きか?」と聞かれたら、この第1作を挙げるほど思い入れの深い作品だったので。GWにコナン映画というのも随分定着したと思います。

     まだ()ていないという君、この作品を初めて観るとしたらラッキーです(笑)。今は自信を持って言えます。95分があっという間ですよ。

    プロフィル
    諏訪 道彦( すわ・みちひこ
     読売テレビエグゼクティブ・プロデューサーで、「名探偵コナン」などを担当。1959年、愛知県生まれ。
    2018年03月09日 05時35分 Copyright © The Yomiuri Shimbun
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