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    特集

    読売中高生新聞の企画・連載をお届けします。
    インタビュー

    欅坂46 菅井友香さんインタビュー

     文化放送の人気ラジオ番組「レコメン!」(毎週月~木曜、午後10時~午前1時)と読売中高生新聞のコラボ企画「実録・レコメン! リスナー事件簿」(毎週月曜、午後11時45~55分頃)が4月2日、スタートしました。

     パーソナリティーのオテンキのりさんと欅坂46の菅井友香さんが、中高生リスナーの身の回りで起きた事件を徹底取材するこの企画。コーナー内で掘り起こした“特ダネ”の一部は、読売中高生新聞でも記事として掲載されます。

     放送スタートにあたり、編集室では菅井さんに新企画への意気込みや欅坂46の今後について、話を聞きました。

    ――新コーナーでは、スクープを目指す「新人記者」役を務めます。どんな事件を取材したいですか。

     日常生活でちょっと共感できる事件が聞けたらいいなと思います。「あ~、それあるある」みたいな。恋愛系の話題も解決に導けたらいいなと思います。リスナーのみなさんには、顔を直接合わせないからこそ言えることを、飾らずにさらけ出してほしいですね。

    ――一緒に担当するオテンキのりさんは“鬼デスク”役になるとか。

     ビシバシやってほしいです。私はほめられて伸びるタイプじゃなくて、ほめられると、ボロが出るタイプなので(笑)。

    ――最近、身の回りで起きた「事件」は。

     一番の大事件は、昨年12月頃にパソコンの画面が急に真っ暗になって、大学の卒業論文が消えちゃったことです……。復元方法を調べてもダメで、全部書き直しだと思って大泣きしちゃいました。

     でも、見かねた母親がパソコンをいじってくれたら無事にデータが復活!! 母いわく、ずっとエンターキーを押したら直ったとか(笑)。あれがなければ、卒業できませんでした。

    ――そもそもアイドルになったきっかけは?

     アイドルにはまったきっかけは、AKB48の渡辺麻友さんです。すごく新鮮な気持ちで活躍を見ていて、今でも憧れです。

     大学2年生までは普通の大学生でしたが、将来、どういう職業につきたいかを考えたときに、やりたいことがなかなか見つからなくて……。そこで後悔しない人生にしようと思って、憧れていたアイドルにラストチャンスと思って、挑戦しました。

     今は自分のやりたいことができていて幸せです。おこがましいんですけど、みなさんの日常に寄り添って、毎日笑顔でいられるきっかけになれれば、と思っています。

    ――学業との両立は大変だったのでは。

     欅坂に入ってから授業に出席できない日も増えちゃって、本当にぎりぎりの卒業でした。親身になってスケジュールを考えてくれたスタッフさんたちのおかげです。大学の友達も休んだ日のプリントを渡してくれたりして、一人だったら卒業できませんでした。

     学生メンバーの中では、私が一番年上だったので、私がしっかり4年間で卒業できたら、ほかのメンバーも頑張れるかなと思い、自分を奮い立たせました。今は、考えることが一つ減って、今まで以上にグループのことを考えて頑張れるかなと思います。

    ――忙しい毎日での息抜き方法は。

     案外、一番大事なのは寝ることかなって。どんなことがあっても、ちゃんと眠れた次の日ってすっきりして、気持ちよく現場に行けます。移動の車の中の時間が好きで、好きな音楽を聴きながら爆睡します。移動時間が長いと聞くと、「よっしゃー」って(笑)。

     あとは飼っている猫のトムですね。どんな気持ちで帰ってきても、いつも変わらないテンションで迎えてくれます。いい感じにふくよかでプニプニなので、全てを受け入れてくれる気がして癒やされるんです。

    ――乗馬も趣味だとか。

     馬に乗るのもリフレッシュになります。大学では馬術部だったんですけど、欅坂に入ってからはマネジャーになりました。もう一つの居場所というか、欅坂に入ってからも、部員が変わらずに迎えてくれて、欅坂に入る前の感覚や気持ちを思い出せる大切な場所でした。

    ――自分自身が感じる欅坂の魅力とは。

     まずは、支えてくださっている方が素晴らしいんです。ダンスの振り付けのTAKAHIRO先生をはじめとして、一つの楽曲を作ることへの熱意や思い入れをすごく感じます。だからこそ、私たちも曲の世界感を伝えるためには顔も二の次で、顔が見えなくなってもいいから、ダンスを必死にがんばろうという気持ちがあります。

     髪を振り乱したりするダンスにも抵抗がないですし、むしろそういうところが好きです。まだまだ曲の雰囲気に合った格好いい表情とかがなかなかできなくて、私だけ違う顔してるなって感じることもありますけど。

     

    ――欅坂のダンスはどれも難しそう。

     昔、バレエを習っていて、振り付けを覚える方法みたいのが身についていたので、最初は戸惑わずにできました。でも、どんどんダンスのレベルが上がってきて、居残りでダンサーさんに教えてもらわないと難しいことがありますね。「ガラスを割れ!」も、形になるまでに結構、時間がかかりました。今もみんなで振り付けの細かい部分をそろえている段階。完成ってことはなくて、どんどん良いものにしていきたいですね。

    ――キャプテン就任から1年が過ぎました。

     実は、これまで人の上に立つという経験がなくて……。学生時代は、美化委員や厚生委員。学級委員とかの経験もないし、推薦されたことすらないです。遠い存在だったので、びっくりしました。本当に大丈夫かなって。

     人前で欅坂を代表してお話しさせていただく機会も増えて、責任感も生まれて、キャプテンにならなかったら考えなかっただろうなということもたくさん考えるようになりました。ちょっとずつ成長しているのかな?

    ――どんなことをキャプテンとして考える?

     グループのことを客観的に考えたり、メンバー一人一人を観察してみたり。キャプテンとしてはまだまだなんですけど、なってなかったら、もっと一人でいたかなとも思います。キャプテンだからこそ、他のメンバーとつながりを深めようとしていて、よりメンバーのことを知ることができています。

    ――キャプテンとしての苦労もたくさんあったのでは。

     いざというときに、第一声を発しなければいけないことが大変。皆さんに何か報告する際に、誰かが傷つかない言い回しを考えます。いろいろな方向から考えてベストな伝え方を考えなきゃいけないので、もっと自分の頭が柔らかければなとか、もっと人の気持ちが分かるようになればなと思います。

     「ほら、いくよ」ってグループを引っ張れるような性格だったら良かったんですけど、なかなか難しい。大きな声を出すことをためらっちゃう自分がいるので、そこは課題ですね。

    ――今夏には、新メンバーのオーディションも控えています。

     新メンバーが入ってきてくれたらすごい緊張しちゃうだろうなー。私もそうなんですけど、人見知りの子が結構多くて、メンバーと打ち解けられたのも最近。

     でも、新メンバーがやりやすい雰囲気作りはしたいし、先輩としてお手本になれるような姿勢も見せたいです。新メンバー加入でグループの意識を高めて、勢いだけじゃなくて、実力ももっともっと向上させていきたいですね。そのきっかけになるのかなと思います。

    ――メンバー個人での活動も増えてきました。

     うれしいですね。一人ひとりが力を持って、どこにいっても一番星で輝けたらいいなって。それで、またみんなが一つになったときにより良い化学反応を起こしたい。だから、それぞれの活動も応援したいし、自分も頑張りたいなと思います。

    ――2周年コンサートではセンターの平手友梨奈さんと志田愛佳さん抜きでのパフォーマンスになりました。今後の欅坂はどうなってほしい?

     いなかった子がいるからこそ、一人ひとりの存在を大きく感じました。気付かなかったことに気付かされたりもして、助け合っていかなきゃなと強く感じます。欅坂のモットーは「謙虚! 優しさ! 絆!」。優しさや絆にも、いろいろな形があって、今まではフォーメーションについても、待っているよという意味でいない子の立ち位置を空けていたりもしました。

     でも最近は、立ち位置を詰めて、よりグループを強く見せるということにも挑戦しています。それぞれがもっと実力をつけて、楽曲をどう伝えるかを追求し、より結束力を高めたい。

     やっぱり一番は全員でパフォーマンスできることだと思うので、それをかなえられたときに、私たちを見てくださっている方に何か残せるのかなと思います。(メンバーがそろわないのは)悲しいけれど、だからこそ、今いるメンバーでできることを頑張るしかないなって。

     ◆菅井友香さんとオテンキのりさんに取材してほしい“事件”の投稿は、メールの件名に「事件簿」と書いて「reco@joqr.net」まで。文化放送とのコラボ企画の詳細はコチラ

    2018年04月20日 11時50分 Copyright © The Yomiuri Shimbun
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