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    中高生(中学生、高校生)に読んでもらいたい本を決める文学賞の情報を発信します。

    熱いメッセージとともに、キミに贈りたい「泣ける本」のフェア

    全国の紀伊国屋書店で始まる

     中学・高校の先生が生徒に薦めたい本を選ぶ読売中高生新聞「君に贈る本大賞(キミ本大賞)」で上位に入った作品を集めたブックフェアが20日、全国の紀伊国屋書店11店舗でスタートしました。

     テーマは「泣ける本」。今週は、読書の秋を堪能できること間違いなしのブックフェアの模様を紹介します。

    目を引く「特製ポップ」が訴えるものとは?

     「泣ける本」をテーマに編集室が開いた第2回キミ本大賞には、全国各地の約300校、1800人の先生が参加。生徒たちへのメッセージを添え、本気で10代に薦めたい本を回答してもらいました。

     今回のブックフェアは、そんな先生方の思いを一人でも多くの10代に伝えるため、紀伊国屋書店とのコラボで実現しました。

     東京都新宿区の新宿本店ではフェア初日、学習参考書などがそろう8階の一角に、1~30位にランクインした「キミ本」が並びました。

     特に目を引いたのが、先生たちのコメントとともに作品の魅力を紹介した「特製ポップ」です。

     おばあさんと孫の少女の絆を描いた「西の魔女が死んだ」(4位)には

     「喜びと悲しみ、生きていくこと、死んでいくこと、そのすべてが集約された作品。最後の伝言に涙があふれる」(埼玉県公立中 女性)。

     戦争孤児となった兄妹を描いた「火垂(ほた)るの墓」(5位)には

     「胸がえぐられるような痛みと衝撃で、絶対に泣いてしまう。大切に読み継がれてほしい1冊」(静岡県公立中 女性)。

     熱いメッセージは、訪れた人たちの心に届いたようです。

     東京都世田谷区の会社員女性(29)は、「『西の魔女が死んだ』は読んだことがあるが、本当に泣ける。ほかにも知り合いの10代の子に薦めたい良書がたくさん」。新宿区の高校1年の男子生徒(15)は、「前から気になっていた本がまとまっている」と本棚に見入っていました。

     フェアを担当する新宿本店の店員・秋山留美さん(42)は、「大人になってから読んでみても味わいがある。中高生だけでなく、親や、先生たち自身も手に取ってくれるとうれしい」と呼び掛けていました。

     いずれの店舗でも9月20日から1か月ほど開催予定。会場では、「第2回キミ本大賞」の結果をまとめたリーフレットも無料配布しています。

    【キミ本フェア参加店舗】

     札幌本店▽小樽店▽浦和パルコ店▽新宿本店▽横浜店▽横浜みなとみらい店▽武蔵小杉店▽金沢大和店▽富山店▽名古屋空港店▽梅田本店

    ■第3回 応募受け付け中

     第3回のテーマは「中高生に薦めたい『元気をくれる本』」です。「人生のどん底から救ってくれた!」「笑いが止まらなかった!」など解釈は自由。応募資格は、中学、高校に勤める先生(司書含む)であること。締め切りは今年12月31日。学校関係者の方は校名を記し、chukousei@yomiuri.comまでご連絡を。所定のアンケート用紙をお送りします。

    2016年09月23日 05時20分 Copyright © The Yomiuri Shimbun
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