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    「ネット予約使わないと評価下げる」で「食べログ」炎上

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      「食べログ」のトップページ

     グルメサイト「食べログ」で、飲食店のオーナーが口コミ評価の点数を突然下げられ、食べログの営業担当者に「ネット予約機能を使ってもらわないと検索の優先順位を下げる」と言われたとSNS(ソーシャル・ネットワーク・サービス)のツイッター上に書き込んだことで、食べログの評価点数の信ぴょう性を巡って炎上する騒ぎが起きている。

     きっかけは、都内などで4店舗を展開するワインバル「ウルトラチョップ」のオーナー、高岳史典さんが6日、ツイッターに「全店の食べログスコアがいきなり3.0にリセット。そこに担当営業から連絡が来て『食べログのネット予約を使ってもらわないと検索の優先順位を落とします』と」などとつぶやいたこと。高岳さんによると、最高で3.2点台だった4店舗の評価点数がどれも3.0に引き下げられたという。

     別の飲食店の関係者も「いきなり食べログ3.0にリセットされた。理由は、食べログの契約更新で、食べログ側が押し付けてきた物を部分的に断ったから」と書き込んだことなどから、ネット上で「ネット予約機能などの契約を断った店の点数を下げているのでは」との批判が相次いだ。

     食べログは、月間7200万人以上が利用しているとされる日本最大級のグルメサイト。掲載されている飲食店は、1.00~5.00点満点で評価付けされている。評価は、その店に行ったことのあるユーザーらの採点をもとに、食べログが過去の利用歴などから信頼度が高いと認めたユーザーの採点を重視するなど、独自のシステムで店の評価点数を算出しているという。

     食べログには、店舗の電話番号が掲載されているが、利用者の利便性や、店の集客力の向上を図るため、店舗側が食べログ側と契約して料金を払えば、利用者がネットから予約できる機能を付けることができる。

     今回の事態に対し、食べログを運営するカカクコムは7日、「ネット予約可能なお店は、検索結果の広告枠において優先表示される仕組みに10月から変更予定」と発表するとともに、「表示される点数及びランキングにおいては、オンライン予約機能の利用是非に一切関係なく、これまで同様、ユーザーの評価を基礎に算出、表示をしている」と釈明した。

     カカクコム広報室は「(食べログに掲載されている)全店舗を対象に、評価点数を算出するアルゴリズム(計算手順)の見直しを行ったため、店舗によっては点数が上がったり下がったりした。ちょうどそれと同じタイミングで営業担当者が、ネット予約可能なお店が優先表示される仕組みについて説明を行ったため、その二つの事柄を混同したのではないか」としている。

     一方、高岳さんは「アルゴリズムの見直しと、ネット予約機能の説明がたまたま同じタイミングだったと言われても、我々はそんな事情を知らないし、ネット予約機能の営業と点数の引き下げが連動していると受け取られても仕方がないのではないか。いずれにせよ、食べログ側のやり方は不透明だ」と不信感を表し、食べログとの契約を解除することを明らかにした。

     今回の“炎上”を受けて、7日の東京株式市場でカカクコム株が急落。前日の1741円から一時は年初来最安値となる1555円まで下げたが、8日は終値で1724円まで戻している。

    2016年09月08日 18時00分 Copyright © The Yomiuri Shimbun
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