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    経済

    日清食品の「オンラインストア」が怪しい

    読売新聞専門委員 東一真
    • 写真1
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     どうしてこんなものを売っているのだろう? 日清食品グループの「オンラインストア」には、首を傾げたくなるような不思議なものが売っている。それも食品ではないものが……。

     最近売り出したのは、ダンボール製の仕切り箱(写真1)。オフィスのデスクなどに置くと、「半個室のプライベートな空間が確保できる」という。まあ、確かに中にパソコンを入れて仕事をすると、集中できるかもしれません。

     この空間でカップめんを食べるために便利なティッシュ・ホルダーやペットボトル・ホルダーも備えているという。ちなみに商品名は「RAMAD WORKER」といい4980円(税込み)。大手事務用品メーカー「コクヨ」の協力で開発し、持ち運ぶ際には折りたためる。まじめなのか冗談なのか、よく分からない製品だ。

     もう一つ不思議な商品が「カップヌードル お湯入れとる紙袋」。紙の手提げ袋なのだが、提げていると薬缶(やかん)のお湯をカップヌードルに注いでいるように見える(写真2)。この紙袋は300円(税込み)。

     そのほか、「カップヌードル」をかたどったトミカも売っているし、チキンラーメンのキャラクター「ひよこちゃん」の小物入れも売っていた(現在は品切れ)。

    • 写真2
      写真2

     もちろん、カップヌードルやチキンラーメンをはじめ、日清食品の(ちゃんとした)製品は売っているのだが、不思議なものを売っているのはなぜだろう。

     「当社は9月30日にオンラインストアを全面的にリニューアルしてオープンしました。店で売っているものを、そのままオンラインストアで売っても、お客様にあまりアクセスしてもらえないだろうと思ったのです。特にウェブに親しんだ若い世代に来てもらうために、クリエイティブで、ユニークで、楽しい商品を売ろうと考えたわけです」(日清食品ホールディングス広報部)

     はい。熱意と狙いは分かります。でも、ちょっと飛びすぎているかも。

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    2016年12月02日 05時20分 Copyright © The Yomiuri Shimbun
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