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    腕時計

    [PR]オメガを訪ねて(下)1957、三つの伝説

    • オメガミュージアム。旧本社社屋で、現本社の向かいにある
      オメガミュージアム。旧本社社屋で、現本社の向かいにある

     オメガ本社の向かいには、7000点超の収蔵品を管理する「オメガミュージアム」があり、約600点を常設で展示している。ブランド名のルーツとなったムーブメント「19ラインキャリバー」や創業者ルイ・ブランが使用していた製作机と工具、過去の広告クリエイティブなどの品々を通じて、多面的にオメガの魅力に触れることができる。

     60周年を迎えたスピードマスターの展示では、アポロ11号に乗船した宇宙飛行士が実際に着用していた腕時計や、その際の米航空宇宙局(NASA)との共同開発の詳細が紹介されている。そのどれもが、伝説と呼ぶにふさわしい貴重な資料だ。

     同社のレイナルド・アッシェリマン社長は、「スピードマスターは、60年の間に数々の伝説と名声をオメガにもたらしてくれた。今年は新作も発表し、世界中でイベントを実施している。もちろん、新作にはクオリティーを格段に高めたムーブメントを搭載している。オメガは常に進化を求める姿勢を忘れない」と語る。

    • 創業者ルイ・ブランが使用した製作机と工具
      創業者ルイ・ブランが使用した製作机と工具
    • アポロ11号による月面着陸時に着用されたスピードマスターも展示
      アポロ11号による月面着陸時に着用されたスピードマスターも展示

     60年前の1957年は、初の300メートル防水機能を搭載した「シーマスター300」、優れた耐磁性能を誇った「レイルマスター」が発表された年でもある。それを記念して、今年、「スピードマスター」「シーマスター」「レイルマスター」の復刻モデルが各3557本限定で発売される。

    • オメガ 1957 トリロジー セット
      オメガ 1957 トリロジー セット

     3本を合わせた「オメガ 1957 トリロジー セット」も、557セット限定で同時に発売される。これを収める特製ボックスは、現在のビエンヌに本社を移転した1880年に植えられた樫の木を使用したものだ。

     1932年から公式計時を担うオリンピックも、オメガの歴史における重要なストーリーの一つだろう。初期の光電子写真装置の使用に始まり、100万分の1秒まで解像度を増した最新鋭の技術へと続く流れには、機械式時計の進化とは異なる開発スピリットが宿っている。

     オメガの時計は、極限の環境で時を刻んだり、世紀の勝負を決したり、あるいは女性を華やかに見せたりと、さまざまなシーンにおいて顧客を支え続けてきた。ここオメガミュージアムを訪れる人は、それを可能にした技術と品質の変遷を目撃することになるだろう。

     アッシェリマン社長が語った、「常に進化していく姿勢」。それは、いにしえの技術者たちから脈々と受け継がれてきた創業以来の精神なのだと、展示作品たちが教えてくれているようだった。

     (読売新聞広告局パリ駐在 阿部泰三)

    2017年08月24日 10時01分 Copyright © The Yomiuri Shimbun
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