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    教育

    読売と朝日、連携し大学支援…東洋大「新聞活用プロジェクト」

    • 東洋大で講義する読売新聞東京本社の鈴木美潮専門委員(左)と、朝日新聞社の木之本敬介就活コーディネーター
      東洋大で講義する読売新聞東京本社の鈴木美潮専門委員(左)と、朝日新聞社の木之本敬介就活コーディネーター

     東洋大学は4月から、読売新聞社と朝日新聞社の協力のもと新聞を教材として学生に提供する「新聞活用プロジェクト」を始めた。新聞を学生の自宅に届けて新聞を読む習慣をつけてもらい、両新聞社の現役記者らを招いた講義も適宜実施する。ニュースに毎日触れながら、今の日本や世界について分析し考える力を養うのが狙い。読売と朝日が連携して大学教育を本格的に支援するのは初めての試みだ。

    読む習慣作り *記者が講義 *職場体験

     プロジェクトを実施するのは、白山キャンパス(東京都文京区)の社会学部メディアコミュニケーション学科で、同学科の新入生約160人全員が対象。自宅で1年間、読売新聞と朝日新聞を、それぞれ半年ごと購読する。購読料は大学が負担する。

     プロジェクトは前期と後期を通じて実施される。記者の講義のテーマとして「新聞の仕組みや読み方」をはじめ「連載、コラムの魅力」「社説の読み比べ」「新聞社のビジネス」などを想定しており、新聞が教材として活用される予定だ。

     両新聞社は、現役記者派遣のほか、学生に各社内での職場体験の機会も提供。7月には読売の橋本五郎特別編集委員を講師に、東洋大の全学生が参加できるイベントを開催する予定だ。

     6日は白山キャンパス内で説明会が実施された。担当の薬師寺克行教授が「情報を自分で収集、整理し、考え、行動していく力を身に付けるために、この学科では新聞を選んだ」とあいさつ。その後、読売新聞東京本社教育ネットワーク事務局の鈴木美潮専門委員と、朝日新聞社の木之本敬介就活コーディネーターが講師となり、交互に新聞の役割や活用法について話した。

     鈴木専門委員は「情報の洪水から真実を見極め、すくい上げる力を付けることが大事。新聞はそのための道しるべとなる」と新聞の効用を語った。

     木之本就活コーディネーターは「新聞でアンテナを広げて情報感度の高い大人になってほしい。読む習慣を身に付ければ一生、役に立つ」と強調した。

     説明会に参加した東京都日野市の内田明日香さん(18)は「新聞は一つのニュースをいろいろな角度から報道しているという話が印象に残った。新聞を読む習慣を身に付けて、多面的に物事を考えられるようになりたい」と話していた。

    2018年04月10日 15時50分 Copyright © The Yomiuri Shimbun
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