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岡崎、トリノを手中に…女子500mで今季初V

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500メートルで優勝、1000メートルでも2位となり、目をうるませる岡崎朋美

 スピードスケート・全日本スプリント選手権第1日(27日・長野市エムウエーブ)――女子五百メートルは岡崎朋美(富士急)が38秒36で快勝、ワールドカップを含めて今季初勝利を飾った。

 五百、千メートルの2種目でトリノ五輪代表に内定している吉井小百合(日本電産サンキョー)は、千メートルを1分17秒24で圧勝、五百メートルも2位となって第1日総合トップに立った。総合2位は岡崎。男子五百メートルは代表に内定している加藤条治(日本電産サンキョー)が35秒26で快勝し、男子千メートルは中距離の中島敬春(日体大研究員)が制した。総合争いは首位が中島、2位も今井裕介(群馬県連盟)で、中距離陣が上位を占めた。総合3位は長島圭一郎(日本電産サンキョー)で、加藤は4位。

 ◆スタートダッシュ圧巻、持ち味発揮◆

 圧巻のスタートダッシュを見せた岡崎が、4大会連続の五輪切符をほぼ手中にした。五百メートルの100メートルラップは10秒36。10秒63だった2位の吉井が「コンマ3秒も離されては」と嘆くほどの好タイムをたたき出した。本人も「低い姿勢のまま、氷をうまくとらえられた」と納得するスタートが決まれば、後の400メートルは流れに乗るだけ。持ち味を発揮したレースだった。

 今月のワールドカップ・トリノ大会では2日連続表彰台に立った。この時からスタートは好調を維持しているというが、五輪代表がかかった選考会で、自己ベストに近い100メートルラップを記録できる調整能力と精神力はさすが。これこそが、経験を積んだ34歳ならではの強さだろう。

 それでも、岡崎は「最後のカーブで体が浮いてしまって、(タイムを)ロスしている。完璧(かんぺき)にはまだまだ」と反省を口にする。もうすでに、トリノに行きたい、ではなく、トリノでどういうレースをするか、気持ちは飛んでいるのだ。

 富士急の長田照正監督は「4度目の五輪で、今回が一番準備ができている」とみる。銅メダルを獲得した長野から8年。岡崎にとっての最高の舞台は、トリノになるのかもしれない。 (軍地哲雄)

2005年12月27日21時30分  読売新聞)
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