(下)デンマーク…攻撃の起点 ベントナー合流
日本時間25日3時半 ルステンブルク
欧州予選は、ポルトガル、スウェーデンなど強豪ひしめく1組を1位で突破した。だが、今はその時ほどの力強さが感じられない。
強化試合3試合のうち2試合が無得点。パスがつながらず、ボールが前へ進まない。ピッチを広く使う持ち味のダイナミックさが影を潜めている。
FWロメダール(アヤックス)のスピードは健在だが、チームを引っ張ってきた33歳のFWトマソン(フェイエノールト)は年齢的な衰えなのか、ACミラン(イタリア)在籍時のような速さがなく、シュートの精度も欠くシーンが目立つ。
攻撃の停滞は、新エースのFWベントナー(アーセナル)が股(こ)関節痛のため3試合とも欠場したことが要因として挙げられる。欧州予選ではまず1メートル93のベントナーが球を収めて起点となり、そこから攻撃が始まっていた。今季、所属クラブで一皮むけた感のある長身FWは8日、チーム練習に合流。日本戦には間に合う見込みで、そうなれば攻めの迫力も出るだろう。
守備は大崩れしない。セネガル戦で右ひざを痛めたDFケアー(パレルモ)も復帰のめどが立ち、最終ライン中央でコンビを組むDFアッガー(リバプール)との1メートル90の高い壁は、大抵のボールははね返す。
南アフリカが左サイドを崩して得点に結びつけたように、日本もサイドからの攻めを有効に繰り出したい。4月に右ひじを脱臼したGKソーレンセン(ストーク)は回復が間に合うとみられる。代表キャップ86の絶対的守護神が戻ってくれば、守備力はさらに上がる。(大塚貴司、6月11日掲載)
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〈1〉8強(1998年)
〈2〉欧州予選1組6勝3分け1敗で1位
〈3〉6月 5日 ●0―1南アフリカ
6月 1日 ●0―1豪州
5月27日 ○2―0セネガル
3月 3日 ●1―2オーストリア
1月23日 ○3―0タイ
※〈1〉過去の最高成績〈2〉今大会の予選成績と順位〈3〉直近5試合の成績
- (下)デンマーク…攻撃の起点 ベントナー合流 (6月16日)
- (中)オランダ…エース故障 破壊力は健在 (6月14日)
- (上)カメルーン…光る個人技 連係にはスキ (6月11日)
