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「競り合い負けない」アンカー阿部、陰の立役者

カメルーン戦でボールをキープする阿部=野本裕人撮影

 【ヨハネスブルク(南アフリカ)=込山駿】日本が8年ぶりのW杯勝利を挙げた14日のカメルーン戦で、功を奏した作戦の一つに、MF阿部勇樹(28)(浦和)の「アンカー」での起用が挙げられる。

 今年の代表戦で日の当たらない位置に甘んじてきた男が、中盤の最も下がりめの位置を一人で担う難しい役回りをこなした。

 日本が、守備重視の戦いに徹したカメルーン戦。FWエトー(インテル・ミラノ)やMFマクン(リヨン)など欧州のリーグで活躍する選手を相手に、阿部はひるまず渡り合った。「体を張って競り合いに負けないこと、周りを見ながらバランスを取る動きを心掛けた」

 このポジションを任されたのは、先月30日のイングランド戦からと、日が浅い。今年1月の代表始動合宿から2月の東アジア選手権までは、代表招集を受けたが、4試合とも出場機会は、なし。にもかかわらず、経験不足を感じさせないプレーを見せた。

 所属するJ1浦和のゼネラルマネジャーだった中村修三氏は「控えめな性格だが、任される責任が重いほど能力を発揮できるタイプ」と評する。

 カメルーン戦で、一緒に中盤を組んだ遠藤(G大阪)や長谷部(ウォルフスブルク)が攻撃で何度か見せ場を作れた背景に、背後で阿部が安定感あるプレーを続けていたことがあるのを見逃してはいけない。19日の次戦、オランダ戦でも、アンカー阿部の活躍がカギを握りそうだ。

 ◆アンカー=英語で、船を留める(いかり)の意。守備を専門的に行うMFとしてDFラインの前に位置する。センターバックの前のスペースを消し、相手の突破を防ぐ役割を期待されている。ポルトガル語でハンドルを意味する「ボランチ」よりも、守備的な意味で使われることが多い。

2010年6月16日12時27分  読売新聞)


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日程・結果
決勝・3位決定戦予定 (日付と時間は日本時間です)
決勝 オランダ 7/12
3:30
スペイン
3決 ウルグアイ 7/11
3:30
ドイツ
日本代表
  名前 所属 出場回数
GK 楢崎正剛 名古屋 4回目
川島永嗣 川崎
川口能活 磐田 4回目
DF 中沢佑二 横浜M 2回目
田中マルクス
闘莉王
名古屋
今野泰幸 F東京
岩政大樹 鹿島
駒野友一 磐田 2回目
長友佑都 F東京
内田篤人 鹿島
MF 中村俊輔 横浜M 2回目
遠藤保仁 G大阪 2回目
中村憲剛 川崎
稲本潤一 川崎 3回目
阿部勇樹 浦和
長谷部誠 ウォルフスブルク
本田圭佑 CSKA モスクワ
松井大輔 グルノーブル
FW 岡崎慎司 清水
玉田圭司 名古屋 2回目
大久保嘉人 神戸
森本貴幸 カターニア
矢野貴章 新潟