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【今夜注目】ロッベンの突破力vs名手イニエスタ

準決勝でウルグアイを破り、笑顔のロッベン=野本裕人撮影

 ともに初優勝を目指すオランダ―スペインの決勝戦は11日午後8時半(日本時間12日午前3時半)から、ヨハネスブルクのサッカーシティー競技場で行われる。

 相手守備陣を単独で突破できる両チームの「切り札」となるのは、ロッベン(オランダ)とイニエスタ(スペイン)だ。勝敗の行方を左右する2人のプレーに注目が集まる。

 チームメートはロッベンを「強力な武器」と表現する。イニエスタのドリブルが優れたボールテクニックで相手をかわすものならば、迫力のある突破力と鋭角に切り込むロッベンのドリブルは、相手の防御網に穴を開ける「飛び道具」だ。昨季までレアル・マドリードのエースだったが、ロナルド、カカを補強したあおりで放出された経緯があり、スペイン勢、特にバルセロナの中心選手のイニエスタやシャビとの戦いは面白い。

 国際サッカー連盟(FIFA)のデータでは、長短パスの成功率はイニエスタの76%に対し、ロッベンは59%でパサーとしては劣る。しかし、クロスの成功率は2倍以上の38%、ペナルティーエリア外からの枠内シュートはイニエスタの2本(全シュート数10)に対し、3本(同7)。相手に与える脅威は、ロッベンが上だと数字が示している。

 例えば、決勝トーナメント1回戦、スロバキア戦の先制点。右サイドから中央へ切り込んで2人をかわし、左足で低く強烈なシュートをゴールに突き刺し、勝利を引き寄せた。準々決勝のブラジル戦では、MFフェリペメロら3人から圧力を受け続けたが、逆に、体力も精神力も消耗したフェリペメロが、ロッベンへの危険なプレーで退場となった。

 華麗なパスサッカーのイメージに隠れがちだが、スペインの守備は堅い。だが、ロッベンの「連続攻撃」がボディーブローのように効き、風穴があく可能性もある。「勝利に向かって前進するだけ」とロッベン。ゴールへ突き進むその先に、初の栄冠が待っている。

 (大塚貴司、野崎尉)

2010年7月11日18時03分  読売新聞)


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日程・結果
決勝・3位決定戦予定 (日付と時間は日本時間です)
決勝 オランダ 7/12
3:30
スペイン
3決 ウルグアイ 7/11
3:30
ドイツ
日本代表
  名前 所属 出場回数
GK 楢崎正剛 名古屋 4回目
川島永嗣 川崎
川口能活 磐田 4回目
DF 中沢佑二 横浜M 2回目
田中マルクス
闘莉王
名古屋
今野泰幸 F東京
岩政大樹 鹿島
駒野友一 磐田 2回目
長友佑都 F東京
内田篤人 鹿島
MF 中村俊輔 横浜M 2回目
遠藤保仁 G大阪 2回目
中村憲剛 川崎
稲本潤一 川崎 3回目
阿部勇樹 浦和
長谷部誠 ウォルフスブルク
本田圭佑 CSKA モスクワ
松井大輔 グルノーブル
FW 岡崎慎司 清水
玉田圭司 名古屋 2回目
大久保嘉人 神戸
森本貴幸 カターニア
矢野貴章 新潟