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優勝候補オランダに暗雲、豪州戦でけが人続出

 初優勝を目指すオランダ代表に暗雲が漂っている。4日に行われた豪州との強化試合でけが人が続出したからだ。

 体力、体格を武器とする豪州に、激しい肉弾戦を仕掛けられた。何度も激しいタックルを受け、足をさらうような危険なものも度々。選手からは「ボールを狙ったとは思えない」と不満の声が出た。

 結果的に3人が負傷退場した。MFコクが太もも、MFスナイダーとDFファンブロンクホルストが足首を痛めた。特に自力で歩けなかったスナイダーの症状が重く、回復具合が気がかり。主力MFファンデルファールトも負傷で離脱しており、中盤が手薄になってしまうかもしれない。6日には予備メンバーとして、デヨングとスハールスの両MFを招集、選手を入れ替える可能性も出てきた。

 ファンバステン監督は「フィジカル(体力勝負の)サッカーの練習になったし、試合を支配して多くのチャンスを作った」と前向きに語った。しかし、アルゼンチンなどと同じ「死のC組」に属するだけに、負傷者続出は不安材料ではある。(オランダ・ロッテルダムで、大塚貴司)

2006年6月6日21時30分  読売新聞)
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