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控え組は小野・稲本・小笠原の復調がカギ

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フィジカルトレーニングで汗を流す小野(手前右)と稲本(同左)=菊政哲也撮影

 【ボン(独)=杉元雅彦】サッカー・ワールドカップ(W杯)ドイツ大会に出場する日本代表は6日、現地合宿を再開した。

 12日のグループリーグF組初戦の豪州戦に向けた調整も最終局面に入り、マルタ戦では結果を残せなかったMF小野(浦和)、MF稲本(ウェストブロミッジ=イングランド)ら控え組の充実が一つのテーマになる。

 2―2で引き分けたドイツ戦(5月30日)で、主力組がW杯の基本戦術となる高い位置からのプレスと速いパス回しで、開催国を圧倒。FKで2失点する課題はあったが、2年9か月ぶりに1試合2得点を挙げたFW高原(ハンブルガーSV=独)の活躍は、決定力不足解消への収穫だった。

 「柳沢と連係していい動きができた。2人だけで相手を崩す気持ちでやった」と高原。試合翌日から右ひざ痛で別メニュー調整が続いているが、右太もも痛の柳沢(鹿島)と共に豪州戦には間に合う見込み。右足首ねん挫の加地(G大阪)の回復は気がかりだが、先発組には一定のめどが立った。

 しかし、控え組に出場機会が与えられたマルタ戦では、後半から小野、稲本、小笠原(鹿島)のMF陣が次々に出場したが、実戦の感覚が戻っていなかったのか、局面を打開するには至らなかった。

 スーパーサブとして期待されるFW大黒(グルノーブル=仏)が、GKの好セーブやゴールポストに阻まれながらもシュートを狙い続けた姿勢は頼もしかった。しかし、日本にとって才能、経験とも豊かな選手がそろう中盤こそ強みのはずだけに、小野、稲本、小笠原の復調はグループリーグを勝ち上がる条件になる。

          ◇

 サッカー日本代表は6日、練習を再開。ドイツ戦(5月30日)の翌日から右ひざ痛で別メニュー調整を続けていたFW高原が、1週間ぶりに合流した。

 5日を休養日としたため、練習は、跳躍やダッシュなどの瞬発系と持久系のランニングなどの体力調整に充てられた。高原は「ひざは痛みがある時とない時がある。12日の豪州戦は出場するつもり」と前向きだ。

 右太もも痛のFW柳沢はランニングなどの別メニュー。ドイツ戦で右足首をねん挫したDF加地、マルタ戦(4日)で左足首をねん挫したDF三都主(浦和)は、午前中はプールで調整したが、午後はピッチでウオーキングなどを行った。

2006年6月6日23時59分  読売新聞)
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