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    中国空母が台湾海峡に、台湾メディア「どう喝」

     【台北=向井ゆう子】台湾国防部は11日朝、中国海軍の空母「遼寧」の艦隊が同日午前7時(日本時間午前8時)現在、台湾海峡を北上中だと発表した。

     海峡の中台中間線の中国側を航行しているといい、中国山東省青島の空母基地へ向かっているとみられる。

     台湾の蔡英文ツァイインウェン総統は中米を訪問中で、台湾メディアは「総統不在を狙ったもので、台湾へのどう喝の意味が強い」とする軍事専門家の分析を伝えた。台湾問題などで対中強硬発言が目立つドナルド・トランプ米次期大統領をけん制する思惑もあるとみられる。

     遼寧は昨年末、沖縄本島と宮古島の間を通過して初めて西太平洋を航行した後、台湾とフィリピンの間のバシー海峡を抜けて南シナ海に入った。今月2日には、南シナ海で初の訓練を行っていた。遼寧は今回の台湾海峡通過で事実上、台湾を1周したことになり、台湾軍が警戒を強めている。

    2017年01月11日 11時28分 Copyright © The Yomiuri Shimbun
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