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    独の鉄道工事現場に貴重なトカゲ、1匹ずつ救出

    • 鉄道工事現場近で見つかり、「保護」されたカナヘビ(ドイツ鉄道提供)
      鉄道工事現場近で見つかり、「保護」されたカナヘビ(ドイツ鉄道提供)

     【ベルリン=井口馨】ドイツ高速鉄道の新線敷設現場に、貴重なトカゲが大量に生息していることが判明し、専門家が1匹ずつ捕獲して安全な場所に移す「救出作戦」が行われている。

     ドイツ鉄道などによると、生息が確認されたのは、トカゲの一種「カナヘビ」の希少種。南西部シュツットガルト近郊の工事現場周辺で2015年に生息が確認された。調査したところ、ドイツでは都市開発により生息地が減少している貴重な種で、国内での絶滅を防ぐため独連邦自然保護庁が「しっかりした保護が必要」と定めていることがわかったという。

     これを受け、ドイツ鉄道は昨年、工事現場近くに土地を購入し、カナヘビが生息できるように土壌を整備した。現在は、先端に縄をつけた棒で、専門家が草むらに潜むカナヘビを1匹ずつ捕まえ、新たな生息場所へ移している。

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    2017年05月17日 20時16分 Copyright © The Yomiuri Shimbun
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