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    韓国が「脱原発」新規建設中止へ…文大統領表明

     【ソウル=中島健太郎】韓国の文在寅ムンジェイン大統領は19日、南部・釜山プサンの老朽化した古里コリ原子力発電所1号機の運転停止宣言式に出席し、国内で新しい原発の建設を白紙化し、再生可能エネルギーへの転換で「脱原発」を進める方針を明らかにした。

     韓国の原子力政策の根本的見直しを図るものだ。

     古里原発1号機は、1978年に韓国で初めて商用運転を開始し、19日午前0時に運転が停止された。文氏は「安全な韓国への大転換だ」と述べ、新しい原発建設を中止し、運転期間の期限である「寿命」が来た原発の稼働延長を認めない考えも示した。

     脱原発を目指す理由について、文氏は昨年9月に原発に近い南東部・慶州キョンジュを震源とするマグニチュード5以上の地震が発生し、余震が続いていることを挙げた。古里原発の半径30キロ・メートル以内に人口約380万人が集中していることを踏まえ、「地震による事故は致命的だ」と強調した。

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    2017年06月19日 20時04分 Copyright © The Yomiuri Shimbun
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