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    北朝鮮軍、亡命兵士に40発以上発砲

     【ソウル=岡部雄二郎】北朝鮮軍の兵士が南北軍事境界線を越えて韓国側に亡命した事件で、韓国軍合同参謀本部は14日、北朝鮮軍が亡命を防ぐため、兵士に向けて40発以上発砲していたことを明らかにした。

     合同参謀本部によると、兵士は13日午後3時15分頃、亡命を求めて北朝鮮側から境界線に向かって車で突進してきた。しかし途中で車輪が排水溝にはまったため、車から降り走って境界線を越えたという。その際、兵士は北朝鮮軍からの銃撃を受けて負傷した。

     聯合ニュースによると、兵士は京畿道水原キョンギドスウォン市の大学病院で5時間の手術を受けた。手術を担当した医師は、銃弾による傷は5、6か所で、内臓の損傷がひどいため、さらに手術が必要と説明している。兵士は人工呼吸器を付け安静にしているという。

     事件を受け、国連軍司令部は、休戦協定に基づく軍事停戦委員会の調査を開始したことを明らかにした。北朝鮮にも通告したという。

    2017年11月14日 13時19分 Copyright © The Yomiuri Shimbun
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