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    緊縮策に抗議、デモで360人拘束…チュニジア

    • 9日、チュニジアの首都チュニスで、政府に抗議するデモ参加者(AFP時事)
      9日、チュニジアの首都チュニスで、政府に抗議するデモ参加者(AFP時事)

     【カイロ=本間圭一】北アフリカのチュニジアで今週、政府の緊縮策に抗議するデモが連日行われ、一部が暴徒化して約360人が拘束される騒ぎとなっている。

     中東の民主化運動「アラブの春」が成功した国として知られるが、経済不安が続き、国民の不満が高まっている。

     地元紙ラ・プレス・ド・チュニジなどによると、若者主体のデモは7日に始まり、首都チュニスや中部ガフサなど20か所以上に広がった。一部は治安部隊と衝突し、8日夜に首都近郊の町でデモ参加者1人が死亡、9~10日はデモ隊との衝突で警官約50人が負傷した。

     デモのきっかけは、政府が、国内総生産(GDP)の約6%に上った昨年の財政赤字を削減するため、石油価格を引き上げ、社会保障負担を増やす緊縮策を導入したためだ。

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    2018年01月12日 08時54分 Copyright © The Yomiuri Shimbun
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