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    集団脱北「韓国情報機関が主導」…亡命者が証言

     【ソウル=水野祥】中国の北朝鮮レストランの女性従業員12人らとともに2016年4月、韓国に亡命した男性支配人が、韓国の情報機関・国家情報院の「指示で従業員を脅迫し集団脱北した」と10日放映の韓国テレビ局「JTBC」のインタビューで述べた。

     左派系弁護士団体から告発を受けた検察が15日に捜査の開始を発表した。従業員らが韓国に「拉致された」と主張してきた北朝鮮が、送還要求を強める可能性がある。

     証言したのは、中国浙江省寧波の北朝鮮レストラン「柳京飯店」の支配人だったホ・ガンイル氏。

     当初は妻と2人で脱北予定だったという。一部の従業員も取材に応じ「(経由地の)マレーシアの韓国大使館を見て初めて韓国行きを知った」と話した。

     亡命当時の韓国は、保守の朴槿恵パククネ前政権だった。従業員らが韓国入りした翌日、韓国統一省が記者会見で集団脱北を発表し「海外生活で北朝鮮の体制宣伝の虚構性に気付いた」と、脱北が従業員の意思だった点を強調した。

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    2018年05月17日 08時55分 Copyright © The Yomiuri Shimbun
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