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オバマ氏、ブッシュ大統領の中東演説に過剰反応?

 【エルサレム=貞広貴志】ブッシュ演説は誤った政治攻撃だ――。

 イスラエル訪問中のブッシュ米大統領が15日に行った中東政策演説に、民主党の大統領候補指名争いで優位に立つバラク・オバマ上院議員の外交政策を批判したと解釈できる部分があり、当のオバマ氏が「イスラエル独立60年の場を借りた、誤った政治攻撃だ」と反発した。

 問題の大統領発言は、「うまく交渉すればテロリストや過激主義者を説得できるとでも思っている人がいる」と述べ、交渉でイラン大統領との妥協を見いだそうとする試みを、ナチス・ドイツに対する宥和(ゆうわ)政策になぞらえて批判した部分。

 オバマ氏は選挙戦で、大統領就任後の早い時期に、イランや北朝鮮の指導者と会談する意向を表明しており、「厳しいことを言うだけで、何も行動を起こさないのではなく、直接外交に乗り出す必要がある」とブッシュ大統領に反撃した。

 これに対し、ペリノ大統領報道官は、ブッシュ発言はオバマ氏を念頭に置いたものではないとした上で、「選挙を戦っていると、世界が自分中心に回っているように思えるものだ」とオバマ氏の“過剰反応”をいさめた。

2008年5月16日11時56分  読売新聞)
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