過剰解釈?メッセージ入り日の丸、会場持ち込み拒否相次ぐ【北京=牧野田亨、下山田郁夫】北京五輪の競技会場で、選手への応援メッセージを書いた日の丸の旗の持ち込みを拒否されるケースが相次いでいる。 観戦規則で、メッセージが書かれた物の持ち込みを禁じているためだ。本来はチベット独立など政治的な内容を想定した措置だが、過剰に解釈され、せっかくの応援メッセージが日の目を見ないまま役割を終えている。 拒否されるケースが確認されたのは、クレー射撃とバドミントンの会場。観戦規則は、国旗の持ち込みは認めているが、「横断幕、メッセージ、ビラなどの宣伝品や展示品」は禁止。メッセージが書かれた日の丸は、こうした部類に該当すると判断されているようだ。 バドミントン男子シングルスに出場した佐藤翔治選手(25)の応援団は、観客席入り口で持ち込みを拒否された。「北京に来られなかった人たちが選手に寄せたメッセージ。政治的な意味はない」と説明したが、受け入れられなかった。 北京の日本大使館によると、黙って持ち込み、観客席で広げて注意されるケースも起きている。ただ、同じ会場内でも注意を受ける場合と受けない場合があるほか、黙認する会場もあるなど、中国側の対応にもばらつきがあるという。 (2008年8月14日10時32分 読売新聞)
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