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世界的指揮者ゲルギエフ氏が南オセチア州都で野外演奏会

 【ウラジカフカス(ロシア北オセチア共和国)=緒方賢一】世界的に有名なロシアの指揮者ワレリー・ゲルギエフ氏が21日夜、グルジア南オセチア自治州の州都ツヒンバリで、自身が芸術総監督を務めるサンクトペテルブルクのマリンスキー劇場管弦楽団を率いて野外演奏会を開いた。

 ロシア大統領府が支援し、国営テレビが中継。メドベージェフ政権はクラシック界の巨匠を通し、南オセチアの「解放」を印象づけた。

 演奏会は、戦闘で一部が破壊された州議会庁舎前で開かれた。ウラジカフカス出身で親ロシアのオセット人のゲルギエフ氏は、住民やロシア軍兵士ら約500人の聴衆を前に「ツヒンバリでの恐ろしい出来事の真実をすべての人に知って欲しい。ロシアの支援がなければもっと犠牲者が出ていたはずだ」などと述べた。

 同氏と楽団員は黒い衣装で舞台に立ち、犠牲者に弔意を表した。

 演奏会では、第2次大戦中に作曲され、ナチス包囲下のレニングラード(現サンクトペテルブルク)で演奏されたショスタコービッチの交響曲第7番「レニングラード」などを披露した。

2008年8月22日13時57分  読売新聞)
  
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