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伊藤さん殺害状況に食い違い…アフガン内務省とタリバン関係者

 【イスラマバード=佐藤昌宏】アフガニスタン東部ジャララバード近郊で民間活動団体(NGO)「ペシャワール会」職員の伊藤和也さん(31)=静岡県掛川市出身=が死亡した事件で、伊藤さんの殺害状況を巡って地元政府と旧支配勢力タリバンの説明が食い違うなど、情報は錯そうしている。

 アフガン内務省関係者はAFP通信に対し、「警察が誘拐犯を近くまで追いつめたため、(伊藤さんを)射殺し、そのまま置き去りにした」と語り、誘拐犯が射殺したと主張した。

 一方、アフガンの旧支配勢力タリバンの関係者は、「タリバンの同胞が伊藤さんを誘拐し、追跡してきた治安部隊との銃撃で(伊藤さんが)巻き添えになって死亡した」と、「巻き添え」説を強調した。

 また、同通信は、伊藤さんの遺体発見に立ち会ったクナール州の高官の話として、伊藤さんの体は「数回にわたって銃撃されていた」と伝えた。また、別の高官は、伊藤さんを誘拐した実行犯が5人で、そのうち25歳の犯人1人を拘束した、としている。

 伊藤さんの遺体は28日にも、ジャララバードから空路でカブールに搬送され、カブール大医学部で検視される見通し。

2008年8月28日12時27分  読売新聞)
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