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金総書記に脳卒中の可能性…建国式典欠席で米メディア報道

 【ワシントン=五十嵐文】CNNテレビなど複数の米メディアは9日、米情報当局者の話として、北朝鮮の金正日(キムジョンイル)総書記(66)がここ数週間から数か月の間に、脳卒中を起こしていた可能性があると一斉に伝えた。

 ペリノ大統領報道官は9日、「報道は承知しているが、(情報は)持ち合わせていない」と述べ、否定も肯定もしなかった。

 AP通信によると、米情報当局者は「金正日が深刻な健康問題に見舞われたようだ。脳卒中かもしれない」と述べた。また、別の当局者は、こうした情報の一部は他国の情報収集活動に基づいていると示唆した。一方、米政府高官は、金総書記はすでに最高権力者の地位にとどまっていないのではないかとの見方が強まったと指摘した。

 【ソウル=竹腰雅彦】北朝鮮は9日、建国60周年を迎え、朝鮮中央通信などによると、平壌市内の金日成(キムイルソン)広場で民兵組織「労農赤衛隊」の閲兵式が行われたが、金総書記は参加しなかった。金総書記が閲兵式を欠席するのは、1991年12月に朝鮮人民軍最高司令官に就任後初めて。金総書記の動静は8月15日に軍部隊視察が伝えられた後、途絶えている。朝鮮中央テレビは閲兵式の報道で、「将軍が健康でいてこそ、強盛大国の明るい未来もある」と金総書記の「健康」に言及した。

2008年9月10日01時46分  読売新聞)

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