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ムンバイのホテル1か所ほぼ制圧、死者は計125人に

 【ムンバイ(インド西部)=永田和男】インド西部ムンバイで発生した同時テロで、同国警察と軍特殊部隊は27日深夜(日本時間28日未明)、犯行グループが人質を取って立てこもった高級ホテル2か所の制圧作戦を進めた。

 当局は同日、タージマハールホテルで犯人3人を射殺し、ほぼ制圧したと発表した。犯行グループの残党2〜3人が抵抗している模様だ。

 トライデントホテルでも占拠が続いており、28日午前現在、警察や軍が包囲している。20〜30人とされる人質の安否は不明で、日本人数人を含む宿泊客ら約100人も外に出られない状態が続いている。

 タージマハールホテルについては、地元マハラシュトラ州の当局者が同日未明、いったんは「完全制圧」を宣言していた。建物内では、宿泊客ら数人の遺体が新たに見つかった。

 米CNNによると、27日夜までに死者数は125人に達したが、さらに増えそうだ。

 犯行グループは、ユダヤ教関連施設にも立てこもっており、28日朝には、ヘリコプターから特殊部隊が建物屋上に降下。犯行グループへの銃撃を始め、制圧に乗り出した。

 インドの地元紙は、これまでに拘束された犯人のうち3人がパキスタン人で、カシミール地方の分離独立闘争を展開するイスラム過激派組織「ラシュカレ・タイバ」のメンバーであると自供したと伝えた。警察当局は、犯行グループが26日に商船でパキスタン南部カラチを出航し、ムンバイ沖で小型ボートに乗り換えてテロ現場付近に上陸したものとみているという。上陸地点と思われる沿岸では、爆発物も見つかっている。

2008年11月28日14時02分  読売新聞)
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