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「金総書記狙うテロ摘発」北朝鮮報道官が談話

 【ソウル=前田泰広】朝鮮中央通信によると、北朝鮮の国家安全保衛部報道官は18日、韓国の情報機関から金正日(キムジョンイル)総書記(66)を標的にしたテロを実行する任務を受けて活動していた人物を最近、逮捕したとする談話を発表した。事件の真偽は不明。

 談話は、「李」と名乗る人物が2008年初頭に北朝鮮から韓国に越境し、韓国情報機関の人物による訓練を受けた後、北朝鮮に再潜入。金総書記の現地視察コースや日程に関する情報収集のほか、総書記の居場所を追跡するための音声・音響感知追跡装置を持ち込み、劇薬や毒薬まで用意していた、としている。

 報道官は、核関連情報の内偵を目的に、土壌や水などの試料を採取しようと画策していたスパイが一網打尽になったと主張。また、秘密の地下教会結成の陰謀も粉砕されたとしている。報道官は、「極悪非道な手段にまで手を付けた」と韓国側を非難した。

 談話は、対北朝鮮政策で強硬路線を取る韓国の李明博(イミョンバク)政権に対する新たな非難攻勢の可能性が高い。

2008年12月19日03時24分  読売新聞)
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