米、マレーシアで北の口座を凍結へ…不正取引用か【ソウル=細川紀子】韓国の聯合ニュースは5日、米消息筋の話として、米国がマレーシアで北朝鮮の不正な資金取引用とみられる口座を複数見つけ、資産凍結の準備を進めていると報じた。 北朝鮮がミャンマーに輸出した軍事装備品の代金を、これらの口座を通じて受け取っている可能性があるという。口座は数件あり、残高などは明らかにしていない。 北朝鮮はこれまで、不正資金の流れを突き止められにくくするため、マカオや香港の銀行に口座を開設していた。東南アジアで不正取引用とみられる口座の存在が明らかになったのは初めてとなる。 聯合ニュースによると、オバマ大統領は6月26日、マレーシアのナジブ首相と電話で会談し、口座凍結を話し合った。フィリップ・ゴールドバーグ国務省調整官が率いる米代表団は北京に続き、5日にマレーシアを訪れており、この問題の対応を協議したとみられる。 米国は国連安保理による北朝鮮制裁決議を受け、独自にイランなどにある北朝鮮関連2社の資産凍結を決めたばかり。今回、東南アジアでも口座凍結の準備に入ったことは、北朝鮮の核・ミサイル開発を資金面から根絶するため、米国が制裁の動きを本格化させた表れといえそうだ。 (2009年7月5日19時54分 読売新聞)
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