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イランへの安保理追加制裁、中国外相が反対

 【北京=佐伯聡士】中国の楊潔チ(ようけつち)外相は7日、開会中の全国人民代表大会(全人代=国会)で記者会見し、イランの核問題について、「困難に直面しているが、外交努力はまだ尽きていない。圧力をかけ、制裁を科すことは、根本的な問題解決にならない」と述べ、国連安保理の追加制裁への反対を表明した。

 その上で、「我々は、各国が外交交渉による解決を堅持するよう希望する」と語り、引き続き外交解決を模索する考えを示した。

 スタインバーグ米国務副長官らオバマ政権高官が今月初め訪中し、中国側と同問題をめぐって協議したばかり。安保理の論議が本格化するのを前に、欧米側をけん制する狙いとみられる。

 一方、日中間で懸案になっている東シナ海のガス田問題をめぐって、楊外相は「中国は協議を通じて適切に解決し、中日間の戦略的互恵関係を保つよう主張してきた。中国側の態度は積極的だ」と語り、「中国側の姿勢が消極的だ」とする日本側の主張に反論した。(「チ」は竹かんむりに「褫」のつくり)

2010年3月7日23時29分  読売新聞)

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