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金総書記の最側近事故死…殺害との見方も

 【ソウル=仲川高志】ラヂオプレスなどが2日伝えた北朝鮮の金正日(キムジョンイル)総書記の最側近の一人、李済剛(リジェガン)・朝鮮労働党組織指導部第1副部長(80)の交通事故死を巡り、金総書記の後継問題に絡んで殺害されたのではないか、との見方が韓国国内で出ている。

 北朝鮮情勢に詳しい韓国の研究者によると、李氏は後継体制構築のカギを握る重要人物の一人。金総書記の義弟で、金総書記の三男、金ジョンウン氏への後継移行を後押ししているとされる張成沢(チャンソンテク)党行政部長との間で、意見が対立し、殺害された可能性がある、と本紙に語った。

 ジョンウン氏は、金総書記と高英姫(コヨンヒ)氏(2004年夏ごろ死去)の間に生まれ、正哲(ジョンチョル)氏を兄に持つ。別の研究者は、高氏に近かった李氏が正哲氏を後継者に担ごうとした時期があり、当時、金総書記の長男、正男(ジョンナム)氏を推していた張氏との間で確執が生じたのではないか、と指摘した。

 同じ組織指導部第1副部長で、高氏の側近だった李容哲(リヨンチョル)氏が今年4月、心臓マヒで死去したことも憶測に拍車をかけている。

2010年6月3日23時48分  読売新聞)

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