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中東和平直接交渉再開へ、米大統領「占領終結を」

 【ワシントン=加藤賢治、本間圭一】オバマ米大統領は1日、ホワイトハウスで演説し、米国の仲介で2日に再開するイスラエルとパレスチナの直接和平交渉について、第3次中東戦争(1967年)以降続くイスラエルの占領を終結させ、「ユダヤ人国家としてのイスラエルと平和的に共存する、民主的なパレスチナ国家の誕生が目標だ」と述べた。

 大統領は、将来のパレスチナ国家の国境画定や聖地エルサレムの帰属などすべての最終地位問題を解決すると強調、「双方が真剣に交渉に取り組まなければ、長年の紛争に苦しみ続けるだけだ」と訴え、1年間の交渉期間内での和平合意を求めた。

 演説に先立ち、オバマ大統領は1日、イスラエルのネタニヤフ首相とパレスチナ自治政府のアッバス議長のほか、親米アラブ穏健派のエジプトのムバラク大統領とヨルダンのアブドラ国王と個別に会談。和平交渉への米国の積極関与を確約し、和平実現を強く促したとみられる。ユダヤ人入植活動などを巡るイスラエルとパレスチナの対立は根深く悲観論も広がっており、オバマ大統領は自ら和平への決意を示し懸念の払拭(ふっしょく)に動いた形だ。

2010年9月2日11時15分  読売新聞)

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