エジプト人民議会選始まる…イスラム勢力躍進か【カイロ=田尾茂樹】エジプトで、2月のムバラク前政権崩壊後初めてとなる人民議会(下院)選の投票が28日、始まった。 暫定統治する軍は、軍主導での民主化を進めたい考えで、デモ参加者が即時の民政移行を求め、一部では選挙延期論がくすぶる中、予定通り選挙実施に踏み切った。 選挙には2月以降、新たに設立された約30党を含む50政党以上が参加。世論調査では、前政権下で弾圧されてきたイスラム原理主義組織「ムスリム同胞団」が設立した「自由公正党」など、イスラム勢力の躍進が予想される。ベンアリ独裁政権が崩壊したチュニジアの制憲議会選や、民衆の改革要求を受けて前倒しされたモロッコ下院選でもイスラム政党が勝利しており、民主化に伴うイスラム勢力伸長の傾向が一層鮮明になりそうだ。 (2011年11月28日20時25分 読売新聞)
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