肩書不足の正恩氏、葬儀後は権力闘争か 北朝鮮の 国際社会の関心は、三男の 朝鮮中央通信が19日に金総書記死去を伝えた「訃告」は、正恩氏について、「革命の偉大な継承者で、党と軍隊の卓越した領導者」と表現し、金正恩体制への移行を強く打ち出した。 北朝鮮の動静が安全保障に直結する韓国では、金総書記死去が伝えられると、全軍は直ちに非常警戒態勢に入り、情勢の急変に備えた。 韓国政府内では、「正恩氏への権力継承以外に北朝鮮の選択肢はない」との見方が支配的だ。それでも、権力空白期に起きる不測の事態の可能性を注視する。 韓国外交安保研究院の 尹教授によると、金正恩体制は、〈1〉金総書記の妹の 1994年7月に金日成主席が死去した時は、金総書記がすでに朝鮮人民軍最高司令官、国防委員会委員長、党書記として権力を固めていたのに比べ、正恩氏はいまだに党中央軍事委員会副委員長(委員長は金総書記)の肩書を持つだけで、権力継承作業の途上にあったことも不安定要因だ。 (2011年12月20日09時00分 読売新聞)
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