原発の寿命延長が最善…仏、40年超稼働を勧告【パリ=三井美奈】原発の将来像をめぐるフランス政府の諮問委員会は13日、報告書「エネルギー2050」を答申し、原発の運転期間が40年を超えても、安全性が確認されれば稼働を継続するよう勧告した。 原発の運転期間は仏でも40年とされてきたが、報告書は「原子力安全局(ASN)が容認する限り、原発の寿命を延長するのが我が国にとって最善策」と明記した。一方、原発の寿命を示さないまま、「古い原発の廃炉に備え、数基の次世代型『欧州加圧水型原子炉(EPR)』建設や再生可能エネルギーの開発に取り組む」よう求めた。 仏は電力の75%を原子力に依存しており、今後10年で国内の58基中、22基が稼働開始から40年を迎える。仏会計検査院は22基をすべて廃炉とした場合、EPRを11基建設しないと現在の発電力は維持できないとし、政府の早急な決断を求めていた。仏政府は福島第一原発事故を受けて昨年秋、経済学者やエネルギー専門家による委員会に対し、報告書の作成を委託していた。 (2012年2月14日17時52分 読売新聞)
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