イラン、新世代遠心分離器の稼働開始を発表【テヘラン=五十嵐弘一】イランのアッバシ原子力庁長官は15日、濃縮ウランを製造する新世代の遠心分離器が完成し、一部稼働を始めたと発表した。 一方、イラン国営テレビは同日、イランがフランス、ギリシャなど欧州連合(EU)6か国への原油輸出を停止したと報じた。イラン石油公社はこの報道を否定したが、原油価格が上昇するなど混乱が生じている。一連の動きは、経済制裁で核開発に圧力をかける欧米への揺さぶりとみられる。 イラン国営テレビによると、新世代の遠心分離器は、炭素繊維で作られた第4世代のもので、濃縮ウランの製造能力はこれまでの3倍という。同日、中部ナタンツのウラン濃縮施設で稼働を開始した。 また、同施設では、濃縮度3・5%の濃縮ウランを生産するための従来型の遠心分離器も増設され、同施設での遠心分離器の数は1・5倍になった。 (2012年2月16日01時10分 読売新聞)
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