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    ビジネス・インサイダー・ジャパン

    AERAからネットメディアへ転身…浜田敬子氏(前編)

     週刊誌「朝日新聞ウイークリー AERA」の編集長として知られ、テレビのコメンテーターなどでも活躍している浜田敬子さんが今春、朝日新聞を退職し、ウェブメディア「ビジネス・インサイダー・ジャパン」の統括編集長に移籍されました。長く新聞社系の雑誌で仕事をしてきた名物編集長はどうして新聞社をやめたのか。その思いをお聞きしました。新聞、出版をよく知る浜田さんだけに、自らの転職を機に新聞社への面白い提言も飛び出します。

    株式会社メディアジーン(東京都渋谷区)で
    聞き手 読売新聞メディア局次長 原田康久

    編集からマネタイズまでの全責任を背負う

    • 浜田敬子(はまだ・けいこ)=1989年に朝日新聞社に入社。前橋支局、仙台支局、週刊朝日編集部を経て、99年からAERA編集部。2004年からはAERA副編集長。その後、編集長代理を経て、AERA初の女性編集長に就任。17年3月末で朝日新聞社を退社し、同年4月に「ビジネス・インサイダー・ジャパン」の日本版統括編集長に就任。テレビ番組のコメンテーターや、働き方改革についての講演なども行う。
      浜田敬子(はまだ・けいこ)=1989年に朝日新聞社に入社。前橋支局、仙台支局、週刊朝日編集部を経て、99年からAERA編集部。2004年からはAERA副編集長。その後、編集長代理を経て、AERA初の女性編集長に就任。17年3月末で朝日新聞社を退社し、同年4月に「ビジネス・インサイダー・ジャパン」の日本版統括編集長に就任。テレビ番組のコメンテーターや、働き方改革についての講演なども行う。

    ――浜田さんが朝日新聞社を退社されて、ウェブメディアに移ったことは、業界内ではずいぶん話題となりました。まず、ビジネス インサイダーというのは、どのようなサイトなんですか。

     2009年にアメリカで創刊された、経済、ビジネスニュースを中心としたオンライン・メディアです。特徴としては、ミレニアル世代(※)の読者を多く抱えているという点です。世界的にはすでに14か国で展開していて、1億人以上の読者がいます。

    ※ミレニアル世代=1980年代以降に生まれた若者世代。「ミレニアル」は「千年」を意味し、西暦2000年以降に成人を迎えたことに由来する。子供の頃からインターネットや携帯電話に慣れ親しみ、「フェイスブック」や「ツイッター」などソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)で積極的に情報発信するなど「デジタルネイティブ」とも呼ばれる。

    ――ビジネス系のウェブ媒体としては世界一のユーザーがいるそうですね。

     ええ、ウォール・ストリート・ジャーナルより多いようです。

    ――浜田さんはその日本版に参加されていると思うのですが、立場と仕事内容はどのようなものなんでしょうか?

     日本版の統括編集長という立場です。編集の全責任だけでなく、事業、マネタイズの責任も負う。その両方の責任者となります。同じウェブメディアでも編集と経営の責任者が分かれているところもあるようですが、うちの場合は編集も事業も責任者は私です。

    2017年08月22日 10時50分 Copyright © The Yomiuri Shimbun
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