2025年11月13日
「食べたい気持ちに素直になれる」。そんな思いから生まれた江崎グリコ株式会社の「SUNAO(スナオ)」は、おいしさと健康の両立を目指すブランドとして2017年に誕生しました。アイスからビスケット、パスタへと広がり、糖質を気にする人たちの毎日に寄り添ってきました。ブランドの歩みとこれからについて、健康事業マーケティング部の廣瀨裕貴さんに話をうかがいました。
おいしさと
健康の両立を目指して
健康イノベーション事業本部 健康事業マーケティング部
廣瀨 裕貴さん
きっかけは20年以上前に、管理栄養士の方から「糖質やカロリーを気にしている人でも食べられるアイスを作れないか」という相談を受けたことでした。その後、極端な糖質制限を目指すのではなく、「食・楽・健康協会」が提唱する、1食で摂取する糖質量を20〜40g、間食は10g以下にする適正糖質に着目したうえでおいしさにもこだわったアイスの商品開発を進め、「SUNAO」の誕生につながりました。「食べたい気持ちに素直になれる」というコンセプトには、健康になるために我慢するのではなく、前向きに選べる商品を届けたいという願いが込められています。
満足感へつながる製法と
味わいの工夫
一貫して大切にしているのは「おいしさと健康の両立」です。糖質を控えるだけでは意味がありません。おいしくなければ続かないからです。そのため、素材の配合や風味のバランスまで一つひとつ丁寧に見直し、納得のいく品質を追求してきました。
アイスは乳原料や食物繊維を生かし、口どけや香りまで丁寧に設計しています。なかでも24年に発売したプレミアムアイス「SUNAO Special(スナオスペシャル)」シリーズは、全卵や蜂蜜、ロースト食物繊維などの素材を厳選し、これまでで最高水準の濃厚な味わいを実現できました。糖質を気にする方にも満足感のある“ご褒美のひととき”を楽しんでいただけるように工夫しています。
さらに、パッケージには温かみのある色調を取り入れ、手に取る時の気持ちまでも前向きになれるようなデザインを心がけています。
生活に寄り添い、広がる
SUNAOの世界
SUNAOはアイスから始まり、18年にビスケット、22年に乾麺パスタとソース、24年には冷凍生パスタへと展開し、間食だけでなく日々の食事にも取り入れやすいブランドへと広がってきました。
「SUNAOがあると気持ちが前向きになれる」「家族と同じものを食べられてうれしい」という声をいただくたび、「SUNAO」が生活の中で役立っていることを実感でき、大きなやりがいを感じています。
一方で、「買いたいのにどこで売っているかわからない」という声も多数あり、25年8月には販売店検索マップを公開しました。近くの取り扱い店舗や取り扱い商品をすぐに探せるようになり、「買いやすくなった」という反響も届いています。
私たちが目指すのは、「おいしく食べる幸せ」をあきらめずに、健やかな食習慣を続けられる社会づくりです。「SUNAO」が、これからも前向きな日常にそっと寄り添える存在であり続けられるよう工夫を重ねていきたいと思います。