[広告]企画・制作/読売新聞社ビジネス局
活動発表会で4名の登壇者が並んで座る様子

早い段階から
脳の健康への意識を

早い段階から脳の健康への意識を高めてもらおうと、日本イーライリリーは、「あなたの日々に、脳の健康も」をテーマにした啓発活動を進めています。9月16日に東京都内で行われた活動発表会では、東京都健康長寿医療センターの井原涼子先生がアルツハイマー病について講演したほか、タレントの東野幸治さん、タレントで小説家の又吉直樹さんが登場し、脳の健康について語り合いました。

脳の健康とは

脳の健康とは、運動や感情、感覚、触覚などのさまざまな領域において、脳が適切に機能している状態をあらわす言葉です。重要なのは、脳の健康には、何かを考えたり、学んだり、思い出したりする力がどの程度保たれているかといった、認知機能の健康状態も含まれる点です。

講 演

早期の気づきが
未来の選択肢を広げる

フェリックス・チャン

日本イーライリリー株式会社
アルツハイマー病ポートフォリオ ブランドチーム
エグゼクティブディレクター

講演するフェリックス・チャンさん

アルツハイマー病は、症状があらわれる何十年も前から静かに進行が始まっている病気です。しかし、その事実が語られる機会は少なく、正しい理解が広がっていません。そのため、多くの方が受診されるのは日常生活に支障が出てからで、その頃には治療やケアの選択肢が限られてしまっています。

私たちが啓発活動に力を注ぐのは、社会全体でこの病気をオープンに語り合い、「早く知るほど、できることは増える」と一人でも多くの方にお伝えしたいからです。体をいたわるのと同じように、日頃から脳の健康にも目を向けていただきたいと思います。早い段階から脳の健康に気を配ることは、アルツハイマー病による認知症の発症リスクを下げるのに役立つかもしれません。ご自身や身近な方の変化への気づきが、前向きな一歩となる未来を目指しています。

講 演

認知症は老化ではない
いまから脳の健康づくりを

井原涼子先生

東京都健康長寿医療センター
健康長寿イノベーションセンター
臨床開発ユニット長

講演する井原涼子先生

今年の4~5月に実施された「アルツハイマー病に対する意識・認識に関するグローバル意識調査」では、日本人の約半数が「認知症は老化の一部」と考えていることがわかりました(図1)。しかし認知症は、老化とは区別されるべき病的な状態です。

認知症の原因の約7割を占めるのがアルツハイマー病です。脳に「アミロイドβ(ベータ)」というタンパク質が異常にたまり、神経細胞の働きが低下して進行します。まず「もの忘れ」などの記憶障害があらわれ、やがて日常生活をひとりで送るのが難しくなっていくのですが、実は「アミロイドβ」の蓄積は、症状があらわれる10~20年も前から始まるといわれています。ところが調査では、この原因物質「アミロイドβ」を知る人は介護者でさえ12%にとどまりました。

多くの人が、認知症を「老化の一部」であると思い込んでいる
認知症は老化に伴う自然な現象である(そう思う・ややそう思うと回答した割合)。一般生活者(500名)47%、介護者(77名)51%。
出典:グローバル患者意識・認識調査(5市場、2026年4〜5月実施)日本データ。
【設問】Q10.本調査ではヘルスケア全般、特に「脳の健康」についてお伺いします。以下の項目について、どの程度同意されるかをお答えください。深く考えず、率直な第一印象でお答えください(正解・不正解はありません)。(各項目1つ選択)

認知症のリスク因子には、年齢や遺伝など変えられないものもあれば、高血圧や高血糖、喫煙、難聴、運動不足など、自分で対処できるものも少なくありません。これらへの対策で、最大45%の発症を予防できる可能性が示されています*1。運動や人との交流、生活習慣病の予防に加え、今回のコンテストで募集があった短歌や写真などの創作活動も、脳に良い習慣といえるでしょう。

薬物療法には、進行を緩やかにする薬と症状を和らげる薬の2種類があります。進行を緩やかにする薬が使えるのは、アルツハイマー病によるMCI(軽度認知障害)や軽度の認知症の段階までで、その後は症状を和らげる治療が中心になります。だからこそ、早期の診断が重要なのです。同調査では、診断を受けた方の67%が「もっと早く知りたかった」と答えています。症状がないうちから脳の健康を意識して行動できるよう、正しい知識を広めていきたいと考えています。

*1. The Lancet|Dementia prevention, intervention, and care: 2024 report of the Lancet standing Commission

トークセッション

脳の健康を守るために
今できること

東野幸治さん 又吉直樹さん 井原涼子先生

トークセッションで語り合う又吉直樹さんと東野幸治さん

トークセッションでは、「脳の健康を守るために今できること~“私の脳が喜ぶ瞬間”から考える、アルツハイマー病と早期の気づき~」をテーマに、井原涼子先生、タレントの東野幸治さん、タレントで小説家の又吉直樹さんが語り合いました。もの忘れの体験談や「脳が喜ぶ瞬間」をめぐって話が弾み、人とのつながりや新たな挑戦、運動の大切さを確認しました。

脳の健康について井原先生に質問!

  • 東野さん

    仕事柄、頭だけはしっかりしておきたいんです。ワクワクすることや、新しいことへの挑戦は、脳にいいですか?

  • 井原先生

    はい、いい刺激になると思います。

  • 東野さん

    じゃあ、計算ドリルみたいな脳トレは?

  • 井原先生

    悪くはないんですが、実は計算だけで効果が証明されたものはありません。一番大事なのは運動です。研究では、週5~6回の有酸素運動に週2~3回の筋トレ。歩くなら1日8300歩以上、9000歩以上ならなお良いことがわかっています。

  • 又吉さん

    体の健康の延長線上に脳の健康があるんですね。いまぼくは40代で、脳のことは年を取ってから考えればいいと思っていたんですけど…

  • 井原先生

    アルツハイマー病は症状が出る10~20年も前から脳の変化が始まっていますから、又吉さんの年代ぐらいから意識しておくのが大切です。

  • 又吉さん

    同世代や若い人にも、早めに脳のことを考えようと伝えたいですね。家族で脳の話をするときは、どう切り出せば?

  • 井原先生

    まずは「最近どう?」と声をかけ合うことから。変化が気になれば「一緒に受診してみようか」と誘うのも一つの手です。

  • 東野さん

    もの忘れなど身近な人の変化に気づいたら、どこに行くのが良いですか?

  • 井原先生

    まずはかかりつけ医へ。そこから専門外来を紹介してもらうのが良いと思います。

結果発表は11月10日!

脳の健康
短歌&フォトメッセージコンテスト

短歌とフォトメッセージの入賞作品が並ぶ展示

日本イーライリリーは、「脳の健康」を意識する第一歩として、「私の脳が喜ぶ瞬間」をテーマに「脳の健康 短歌&フォトメッセージコンテスト」を開催。短歌部門に1617作品、フォトメッセージ部門に199作品の応募がありました。受賞作品は11月10日に、雑誌「ハルメク」とウェブサイト「HALMEK up」で発表予定です。

短歌部門 東直子さん

審査員長

東 直子さん

歌人・作家

1617作品ものご応募をいただき、その数に大変驚きました。多くの方が「私の脳が喜ぶ瞬間」というテーマに向き合い、ご自身の体験や思いを短歌にしてくださったことをうれしく思います。「脳が喜ぶ瞬間」は人それぞれで、特別な出来事だけでなく何気ない日常にも喜びがたくさんあることを、作品が教えてくれました。31音という限られた言葉に情景や感情が凝縮される、短歌ならではの魅力を改めて実感する審査となりました。

フォトメッセージ部門 浅田政志さん

審査員長

浅田 政志さん

写真家

写真は本来、身近で自由なものです。言葉がなくても、その場の空気や撮影した方の気持ちまで伝わってくるのが写真の魅力であり、応募作品には「うれしかった」「楽しかった」という思いが感じられるものがたくさんありました。スマートフォンで気軽に撮れる時代だからこそ、1年分の写真から10枚を選んで飾ってみるのも脳に良い習慣になると思います。たくさんの「脳が喜ぶ瞬間」を分けていただき、ありがとうございました。