昭和医科大学病院

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   2025年4月1日、昭和大学病院は、昭和医科大学病院に名称変更いたします。

医系総合大学の強みを生かし
患者さん中心の「チーム医療」を実践

小口 勝司

理事長
小口 勝司

おぐち・かつじ/医学博士。1975年昭和大学医学部卒業。79年同大学院修了。87年同大医学部第二薬理学教室助教授となり、第一薬理学教室教授、学生部長等を経て、2001年理事長就任。15年藍綬褒章受章。16年同大名誉教授。



「至誠一貫」を掲げ 質の高い医療を提供 

 昭和大学は1928年(昭和3年)、実地で役に立つ医療人を育成することを目的に創立されました。創立者の上條秀介博士が教育の理念に掲げたのは、「至誠一貫」。この4文字には「患者さんや困っている人にまごころをもって誠心誠意尽くす」という、医療に従事する者のあるべき姿勢が示されています。医学部を原点に戦後は薬学部、歯学部、さらに保健医療学部を設置し、日本では数少ない医系総合大学に発展してきました。
 本学には8つの附属病院とクリニックがあり、それぞれの強みを生かした診療を展開しています。主軸となっている昭和大学病院(品川区)は、高度な医療を提供する特定機能病院です。38の診療科に加え、総合周産期母子医療センター(NICU・MFICU)や小児医療センターなどの特別診療施設を設置。高度救命救急センターは、地域の三次救急医療機関の役割を担っています。
 時代とともに医療技術は進歩し、必要とされる医療は変化していきます。近年は、より専門性を高めた治療や、複数の診療科が参加して多角的なアプローチを行う体制づくりを進めてきました。頭頸部腫瘍センターや食道がんセンター、脊椎外科センターなど、集学的な治療を行う「センター」の充実もその一環です。24年4月には膵がん治療センターを新設しました。
 時代の要請に応じてハードとソフトの両面で診療体制を整え、患者さんに質の高い医療を提供していくことが私たちの使命だと考えています。


チームの総合力で患者さんに寄り添う

 医療技術の充実もさることながら、当院が最も力を入れているのは、患者さん本位の安全・安心な医療を行うこと。その要となるのが「チーム医療」です。医師や歯科医師、看護師、薬剤師、栄養士、理学療法士、医療ソーシャルワーカーといったさまざまな専門職がチームを組み、それぞれの専門性を発揮すると同時に、互いに補完しながら、質の高い医療を提供します。診療科の垣根を越えた協力や附属病院間での緊密な連携も活発に行われています。
 さらにチーム医療は、院内だけで完結するものではありません。生活者として暮らしている患者さんの日常を知り、支えているのは地域の先生方です。1人の患者さんを、手術などの急性期治療を担当する当院の医師と、地元のかかりつけ医が協力して診療する「ふたり主治医制」を導入するなど、継ぎ目のないチーム医療でしっかりと患者さんに寄り添っていきます。
 病気やけがのときは誰しも不安になるものですが、昭和大学はもともと家庭的な大学で、附属病院においても何でも相談できるような親しみやすい環境づくりを心がけています。安心して受診していただければと思っています。



附 属 病 院

昭和医科大学病院

昭和医科大学病院

昭和医科大学病院附属東病院

昭和医科大学病院附属東病院

昭和医科大学藤が丘病院

昭和医科大学藤が丘病院

昭和医科大学藤が丘リハビリテーション病院

昭和医科大学藤が丘リハビリテーション病院

昭和医科大学横浜市北部病院

昭和医科大学横浜市北部病院

昭和医科大学江東豊洲病院

昭和医科大学江東豊洲病院

昭和医科大学豊洲クリニック 予防医学センター

昭和医科大学豊洲クリニック 予防医学センター

昭和医科大学烏山病院

昭和医科大学烏山病院

昭和医科大学歯科病院

昭和医科大学歯科病院



膵がん治療センター

診療科の垣根を越えて「あきらめない治療」を


山上 裕機

センター長
山上 裕機
(消化器一般外科学部門 特任教授)

やまうえ・ひろき/和歌山県立医科大学卒。同大学外科学講座教授、医学部長、および附属病院長を歴任し、2024年から現職。専門は膵がん治療。


 膵がんは早期発見が難しい上に、周囲の正常組織への浸潤や離れた臓器へ転移が起こりやすく、代表的な難治がんです。当院では2024年4月、消化器一般外科部門に「膵がん治療センター」を設置しました。「あきらめない膵がん治療」を方針に掲げ、消化器外科、腫瘍内科、消化器内科、放射線治療科、さらにリハビリテーション部門や薬剤部などが連携し、チームで集学的治療に取り組んでいます。
 特に力を入れているのが、膵がんの多くを占める「進行膵がん」の治療です。近年は化学療法が進歩し、手術の前後に抗がん剤や放射線治療を組み合わせることで治癒あるいは長期生存が得られる患者さんが増えています。発見時は手術不能でも、化学療法が奏功して根治手術に持ち込めることもあります。膵がんの手術は高難度ですが、豊富な治療経験と技術力で安全に手術を行うと同時に、術前術後管理を徹底。さらに遺伝子パネル検査を用いた個別治療を積極的に行うなど、進行がんでも決してあきらめない治療を展開していきます。
 難治性の高い膵がんとはいえ、上皮内にとどまっているステージ0で治療をすれば、5年生存率は100%に近くなります。私たちは早期発見・治療に繋げる地域連携も推進していきます。

傷口が小さく済む「ロボット支援下手術」を積極的に導入

傷口が小さく済む「ロボット支援下手術」を積極的に導入

頭頸部腫瘍センター

医師、歯科医師、専門職でQOLを重視した治療を実現


嶋根 俊和

センター長
嶋根 俊和
(耳鼻咽喉科頭頸部外科学講座 教授)

しまね・としかず/昭和大学医学部卒。附属病院(耳鼻咽喉科)などを経て2014年より現職。同大学歯科病院口腔腫瘍外科診療科長を兼任。専門は頭頸部腫瘍。


 頭頸部は、容貌にかかわる部位であり、聴覚や嗅覚、味覚のほか、呼吸、咀嚼(そしゃく)、嚥下(えんげ)、発声といった重要な役割を担う器官も集中しています。口腔がんや咽頭がん、耳下腺腫瘍など頭頸部に発生する腫瘍は、こうした形態や機能を極力損なわないように専門的に治療をする必要があります。
 当院は2014年に「頭頸部腫瘍センター」を設置しました。医学部と歯学部を持つ昭和大学の強みを生かし、耳鼻咽喉科の頭頸部外科専門医、歯科口腔外科医、口腔リハビリテーション科歯科医師、再建外科医、さらに歯科衛生士や言語聴覚士などがチームで医療を提供する体制を整えました。切除手術、再建、化学療法、放射線治療、光免疫療法といった多様な治療の選択肢の中から患者さんに適した方法を組み合わせ、診断から治療、リハビリテーションまでワンストップで行います。病気をしっかり治すのはもちろんのこと、口腔のプロフェッショナルが早い段階からかかわってトータルケアを展開することで治療による嚥下障害や摂食障害が抑えられ、治療中や治療後のQOL(生活の質)は格段に向上しています。また、がんだけでなく良性腫瘍の診療経験も豊富で、特に高難度になりがちな頸部神経鞘腫の神経機能温存手術は、全国でもトップレベルの手術実績があります。安心して治療を受けに来てください。

耳鼻咽喉科と歯科が協力し、機能温存を図りつつ腫瘍を切除する

耳鼻咽喉科と歯科が協力し、機能温存を図りつつ腫瘍を切除する

脊椎外科センター

脊椎の専門医が豊富な経験をもとに診療


工藤 理史

センター長
工藤 理史
(整形外科学講座 教授)

くどう・よしふみ/昭和大学医学部卒。整形外科入局。大学院、関連病院での研鑽を経て2010年に大学に帰局。23年より現職。専門は脊椎。


 脊椎の病気は痛みやしびれなどの症状が出現することが多く、生活の質に大きく影響します。適切なタイミングで治療をする必要がありますが、神経が近接するデリケートな組織ゆえに高度な技術が求められます。当院の「脊椎外科センター」は脊椎を専門とする整形外科医が多数在籍し、首から腰まですべての脊椎疾患に対して専門性の高い診療を展開しています。最も多いのは腰部脊柱管狭窄症、腰椎すべり症、腰椎椎間板ヘルニアといった腰椎の疾患ですが、頚髄症などの首の疾患、首下がりや腰曲がりのような成人脊柱変形の治療にも豊富な実績があります。
 私たちの方針はまず正確に診断すること。その上で最も適した治療を検討します。手術は内視鏡やLIF(側方侵入椎体間固定)といった低侵襲な手技を積極的に導入しています。脊柱変形の矯正は大きな手術になることが多いですが、X線撮影装置を組み合わせたハイブリッド手術室を活用し、術中にあらゆる方向から背骨の画像を確認することで、より正確に施術できるようになりました。またペインクリニック(麻酔科)と連携して保存的な治療も行っています。脊椎領域はここ20年くらいの間にさまざまな技術革新があり、治療の可能性が広がっています。つらい症状は放置せずにご相談ください。

センターには8名の日本脊椎脊髄病学会指導医が在籍

センターには8名の日本脊椎脊髄病学会指導医が在籍

HOSPITAL DATA

昭和医科大学病院

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〒142-8666 東京都品川区旗の台1-5-8
TEL.03-3784-8000(大代表)
https://www.showa-u.ac.jp/SUH/
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