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医療法人 平和会 平和病院 横浜脊椎脊髄病センター

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医療法人 平和会

医療法人 平和会 平和病院 横浜脊椎脊髄病センター 平和病院 横浜脊椎脊髄病センター患者の立場に立ち
患者の希望を尊重しながら
最適の手術治療を考える

脊椎脊髄疾患の治療では、患者個々の状態の把握と、治療タイミングの見極めが重要だ。患者ファーストの診療姿勢と豊富な治療実績で地域の信頼を集める平和病院 横浜脊椎脊髄病センターの田村睦弘センター長に、その要諦と脊椎脊髄外科診療の現状を語ってもらった。

田村 睦弘

平和病院 副院長
横浜脊椎脊髄病センター
センター長

田村 睦弘

たむら・むつひろ/慶應義塾大学医学部卒業後、慶大関連病院、国立病院機構村山医療センターなどを経て現職。2012年2月横浜市鶴見区の平和病院に横浜脊椎脊髄病センター設立。東京都八王子市の高月整形外科病院・脊椎センター長兼任。医学博士。日本整形外科学会認定整形外科専門医。1995年から30年間、脊椎脊髄外科の診療・手術にかかわり現在に至る。若手医師への指導にも力を入れ、地域の開業医からの信頼も厚い。頚椎や腰椎の患者向け著書多数。



治療方針の決定は患者さんファーストで

 平和病院 横浜脊椎脊髄病センターでは各種の脊椎脊髄疾患に対して、薬物療法、リハビリテーション、硬膜外や神経根ブロック治療などの保存療法と、内視鏡や顕微鏡を含む高度なデバイスを駆使した低侵襲の手術療法により、幅広く、丁寧に、きめ細かく対処している。
 取り扱っている疾患は、脊椎の全部位に共通して起こる椎間板ヘルニア、脊柱管狭窄症などのほか、脊椎の骨折や感染症、脊椎・脊髄の腫瘍など、背骨に起きる疾患の全てにわたる。このうち、神経の通り道が狭くなる病態である椎間板ヘルニアや脊柱管狭窄症に対しては、体の負担を最小限に抑えた手術治療を行っている。
 平和病院副院長で横浜脊椎脊髄病センター長の田村睦弘医師は、「手術適応となるのは、保存療法の効果が得られない方と、身体に麻痺などの症状が出た方などです。当院では、手術はあくまでも治療の最終手段と考えています」と語る。
「最初から患者さんに手術をお薦めするのではなく、発症したばかりの早期の場合や、痛みやしびれが日常生活に支障を来さない場合はできる限り保存療法を継続します。いよいよ手術を検討するときは、当院で実施可能な治療の選択肢を全て示したうえで、患者さんの希望を確かめ、慎重に手術を決めています。全てを患者さんファーストで考え、あらゆる手段を駆使して治療を行うのが当院のモットーです」


早すぎず遅すぎずの手術適応が極めて重要

 同センターでは現在、椎間板ヘルニアや脊柱管狭窄症に対する治療として「椎間板内酵素注入療法(ヘルニコア)」、「内視鏡下手術(MED、MEL、PED、FESS)」などを行なっている。内視鏡下手術にはつきものの放射線被曝を極力抑えながら、これらの治療を実施しているのも、同センターの特徴だ。
 この他にも、脊椎のすべりや側弯を矯正する低侵襲腰椎固定術(MISt手術)や、椎骨の圧迫骨折に対する経皮的椎体形成術(BKP)、脇腹から腰椎へアプローチするXLIF、頚椎疾患に対しては頚椎椎弓形成術、頚椎前方除圧固定術、頚椎人工椎間板置換術、頚椎内視鏡手術など多岐にわたる手術を実施している。
 田村医師は、保存治療を十分試みず保存治療の選択肢を提示せず「手術しか方法はない」「必ず悪化するので今のうちに手術」と早期の手術をすすめる医師・医療機関にも常に警鐘を鳴らしている。
 一方、「歩けなくなったら手術しましょう」と医師に言われ、排尿排便障害や麻痺、耐え難い痛みがあるのに経過観察されている早期手術が必要な例も少なくないと言う。
 画像的には大きい手術や広範囲の手術が必要な場合も、責任病巣を見きわめ、可能なかぎり内視鏡などの負担が少ない低侵襲手術を駆使して症状の根治を目指すことを方針としている。病気の自然経過・患者自身の治癒力を理解し、「画像の根治=症状の根治」ではないことを経験しての判断だ。
 何を行うにも、患者さんのメリットを第一に考える姿勢がここにも表れている。

高性能顕微鏡を用いた手術。脊髄腫瘍摘出術や頚椎前方・後方手術に威力を発揮する。患者や医師を支える医療器機の発展はめざましい。

■高性能顕微鏡を用いた手術。脊髄腫瘍摘出術や頚椎前方・後方手術に威力を発揮する。患者や医師を支える医療器機の発展はめざましい。

脊椎内視鏡下手術。脊椎に小さな穴を開け細い筒を入れ、内視鏡(カメラ)と手術器具を挿入。ハイビジョンモニター画面を見ながら手術を行う。病態にあわせて複数の内視鏡を使い分ける(MED・MEL・PED・FESS)。

■脊椎内視鏡下手術。脊椎に小さな穴を開け細い筒を入れ、内視鏡(カメラ)と手術器具を挿入。ハイビジョンモニター画面を見ながら手術を行う。病態にあわせて複数の内視鏡を使い分ける(MED・MEL・PED・FESS)。



HOSPITAL DATA

医療法人 平和会 平和病院 横浜脊椎脊髄病センター

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