【広告】企画・制作/読売新聞社ビジネス局

<KSAC>関西起業チャレンジFes特集 先行インタビュー!
マヂカルラブリー野田クリスタルさんが語る

PR

 高校時代から始まったお笑いの道を揺るぎない「軸」としながら、ゲームクリエイター、ジム運営者としても活動する野田クリスタルさん。趣味のゲームをプログラミング開発へ、M-1優勝をジムプロデュースへと、チャンスを逃さず多角的な挑戦を続けている。3月8日に出演する「関西起業チャレンジFes」に先立つインタビューで、そのキャリアの原点やそれぞれの事業への挑戦の経緯、そして若者へのメッセージを語っていただいた。

sponsored by 公益財団法人 大阪産業局

マヂカルラブリー 野田クリスタルさん

〈KSAC〉関西起業チャレンジFes特集
KSACとは、関西スタートアップアカデミア・コアリションの略で関西エリアの大学・産業界・金融界・自治体など多様な組織が連携して、スタートアップの創出と起業家教育を推進するプラットフォームです。

お笑い芸人として揺るぎなく

 高校1年の時、テレビ番組の企画で優勝したことをきっかけに本格的にお笑いの道に入りました。翌年に吉本興業のオーディションに合格し、プロの世界に。それ以来、今に至るまで紆余(うよ)曲折がありましたが、一度も辞めようと思ったことはありません。その発想すらなかった。僕にとってお笑いは「職業」ではなく、お笑いという「種族」ですね。剥がそうとしても剥がれない、変えようのないアイデンティティーそのものなんです。

趣味から事業へ ゲーム開発とジムプロデュース

 高校時代はオンラインゲームにも没頭していました。その経験からパソコンの知識を深め、ライブでの特技披露をきっかけにプログラミングを独学で習得しました。現在までに数十本のゲームを制作しています。

 2020年のM-1グランプリ優勝後、社長との食事会の席でジムの設立について、自らプレゼンテーションを行いました。マッチョ芸人が増加しているという状況から市場分析し、翌年にパーソナルジム「クリスタルジム」を設立しました。現在は35人のトレーナーが在籍しています。成長できた理由は、お笑いでは芽が出なかった芸人たちが持つ「けん玉」などのニッチな特技やポテンシャルを発揮できる「場」を提供できたことではないかと思います。才能がありながらも埋もれている芸人が多いのは、彼らを発掘し、活躍の場を提供するべき組織に構造的な原因があるのではないかーー。リーダーは、周囲の才能を引き出し、成長や挑戦を後押しする責任がある、と感じています。


すべての経験が将来の財産になる

 3月8日に開催される大阪での「関西起業チャレンジFes」では僕もトークセッションに登壇させていただく予定です。未来に羽ばたく若者に伝えたいのは、「成功を難しく考えすぎる必要はない」ということです。僕自身、「思いつき」で動くことが多く、名作はそうしたところから生まれると信じています。そして、好きなこと、やりたいことを継続していても、自分のためだけでは心が折れることもあります。「誰かのため」という口実を持つことが結果的に自分のためにもなり、活動を続ける力になると思います。引きこもっていた時代もある僕ですが、その経験すら今の財産になっています。どんな経験も無駄にはならないのです。「思いつき」と「誰かのため」という気持ちを持って挑戦する皆さんを、心から応援しています。

【Profile】
 1986年、横浜市出身。2002年、15歳で芸人デビュー、翌年に吉本興業のオーディションに合格、東京吉本の所属となる。コンビの結成・解散を繰り返し、07年に「マヂカルラブリー」を結成。20年、R-1ぐらんぷり優勝(個人)、M-1グランプリ優勝(コンビ)。

関西起業チャレンジFes
3月8日(日)開催

≫詳細はこちら


3月8日(日)の「関西起業チャレンジFes」にむけて、起業した先輩たちの生の声を聞いてみよう!

起業についてのきっかけや思いを聞いてみよう!
アントレプレナーズ・インタビュー

 「将来は自分が好きなことを仕事にしてみたい」「やりたいことをいつか形にしてみたい」と思っている中高生は多いでしょう。しかしながら起業するのに必要なノウハウがわからない人は少なくありません。そこで、学生時代に実際に起業していたり、起業にむけ準備中の先輩方に起業のプロセスや事業内容、将来のビジョンなどについて語っていただきました。3月8日の「関西起業チャレンジFes」では、このような先輩方に実際に会えるかも!?


ドリギー株式会社

太田 晶景しょうけい さん(写真左) 、平田 康介さん(写真右)
(立命館大学 経営学部 経営学科 4年生)

起業イベントなどのコミュニティ参加が事業進捗や成長につながる
●太田 晶景さん
 介護施設での食事摂取量を食前・食後の写真を用いて画像認識AIで定量化するプロダクト「めしパシャ」を開発し、2024年7月に法人を設立しました。栄養素推定まで行い、管理栄養士の書類作成負担を軽減し、施設運営の精度・効率向上を目指しています。「おいしいを最期まで」をビジョンに口から食べられる期間を最大化する支援を核に据え、3年前から施設ヒアリングを重ねてきました。現在は実証・試験運用フェーズにあり、大阪中心に複数の施設でフィールド調査を実施しています。

 メンバーは自分とビジネスパートナーの平田君、そしてエンジニア3人の計5人です。大学でのメンタリングやKSACの起業相談窓口利用、ビジネスプランコンテスト「スタートアップチャレンジ甲子園」に参加。大学や公的支援を受けながらネットワークを拡充し、他大学の学生のビジネス構想に触れることで刺激や競争意識が醸成されたと思います。やりたいことを事業化するには、必須スキルよりも支援を活用しながら学ぶ姿勢と「やり切る力」が重要です。志を共有できる仲間の存在も原動力になっています。

就職はせず、起業家として生きることを決意
●平田 康介さん
 父が介護現場の施設長をしていたこともあり、現場視点が起業の着想に影響を与えたと思います。創業初期は苦難の連続でした。AI開発スキルの不足と体制構築、人材確保、協働の難度が高く、大学のビジネスコンテストでのプレゼンでは厳しい指摘をいただいたことも。事業の背景や課題の重要性が伝わるようにストーリーを再構成し、メンターの助言により言い回しや話し方を改善しました。

 大学の授業負荷が少ない3・4年生に太田君とともに休学を選択し、事業に集中しました。就活は中断し、会社員との兼業ではなく事業1本で挑戦し続けていくつもりです。起業のリアリティーは「サバイバル」。華やかさよりも困難が多いですが、自分自身の裁量と実行がやりがいになり、自己完結できることが起業の醍醐(だいご)味です。有償化に向けた実証実験の進行中ですが、現場からの「助かった」という声は励みになります。着想からの3年間を振り返ると、思考と行動の両立、紹介してもらうのを待つのではなく、“非常識な”実行速度(大量アプローチ・迅速な開発)で初めてスタートラインに立てることを実感しています。


NPO法人ボーダレスファウンデーション

山田 果凛かりんさん
(大阪大学 人間科学部 3年生)

貧困の当事者体験が起業の原点、失敗を恐れず挑戦してほしい

 兵庫県宝塚市で生まれて父の教育方針でタイで幼少期を過ごしました。14歳ごろから貧困問題に関心を持っていましたが、15歳の時に母の失踪により私自身が貧困の当事者になりました。親戚に引き取られて沖縄に移住、現地のインターナショナルスクールに通いました。この時、日本人の「当たり前」が守られている環境であることを痛感し、「これを世界のスタンダードにしたい」という思いが私の活動の原点となりました。

 高校3年生の時、最初の会社「株式会社Familic」を創業。記者との出会いでソーシャルビジネスを知り、資金がない中で友人や教師、親戚の支援で小さなカフェをオープンしました。アフリカからコーヒー豆を輸入し、売り上げの5%を寄付する形態でした。当時はコロナ禍で大学の授業はリモートだったので、沖縄を事業の拠点として活動していました。

 コロナ禍が収束し、大学近くに移住するタイミングで神戸市内に2店舗目を出店。ところが、「コーヒーで世界は変わるのか?」という問いや、シリコンバレーでのインターン経験を経て、より大きな社会インパクトを求めて事業を転換することにしました。カフェを閉鎖し、社員食堂へのコーヒー卸売りへと移行したのです。

 現在は大学を休学し、分野横断型のNPO法人など2法人、3事業を運営しています。事業内容は高齢者の引きこもり・孤独死対策を行うプロジェクトや、知名度の低い小規模NPOへの寄付の促進などです。起業から6年を経た今、勉強は「実現したい未来を可能にするため」「社会のため」に学ぶものと再認識しています。大学でのインプットと実社会でのアウトプットは両輪です。失敗は学びであるので、中高生の皆さんは機会があるならぜひ、挑戦してほしいです。


起業を目指す学生さんにも聞いてみました

髙橋 英眞ひでまささん
(神戸大学 農学部 生命機能科学科3年生 起業部HIMチームCEO)

少年心と『好き』を原動力にやり抜いて

 私が所属する起業部は神戸大学産官学連携本部内のアントレプレナーシップセンターが運営する部活動です。私のチームではカーボンニュートラル実現に向けてシロアリ由来の水素生成・家畜の代替飼料の製造を行うプラント事業を構想中です。企業活動で発生する木材廃材には廃棄コストがかかるのですが、このプラントを企業に導入することで木材を価値あるエネルギーに転換することを目指しています。現在は事業計画や知財面のブラッシュアップ、顧客の獲得など専門家からの支援を受けながら検証を進めているところです。

 シロアリを軸とした起業構想をもとに技術をさらに深く理解し、社会との接点を設計・構築する立場としてのディープテック起業家を目指していますが、ビジネスモデルは、まだ完成形ではありません。収益性や社会実装の現実性を高めるには実証データの蓄積や事業計画の解像度を高め、知財戦略の整理など、段階を踏んで構築していく必要があります。そこで私はビジネスプランだけではなく法律や知的財産についても専門的に相談できるKSACの起業相談窓口を活用しました。

 中学3年生から7年にわたるシロアリ研究を続けてきた今、中高生の皆さんに伝えたいのは「少年心」を大切にして、「好き」を原動力にやり抜いてほしい、ということです。

 将来は技術を社会に届ける事業に取り組み、人と人とのつながりを大切にしながら愛とわくわくで満ちた世界の実現に向かっていきたいです。


昨年行われたKSACアントレプレナーズFesの様子

 昨年3月に開催した関西の高校生を対象としたイベント「KSACアントレプレナーズFes2025」では、世界に1枚だけのデジタル名刺を作るワークショップをはじめ、エンタメ界で活躍する起業家による講演、高校生によるアイデア・プロジェクトブース展示など多彩なプログラムを展開しました。参加した高校生らは自身の価値観を見つめなおし、未来の可能性に向き合う意義のある時間となりました。

 ワークショップでは参加者が自分の「好きなこと」「人に負けないこと」「これだけは譲れないこと」などを深掘りし、そこから見いだした自分の価値観を名刺で表現し、参加者同士で名刺交換し、交流を深めました。

≫昨年度のイベントレポートはこちらから



未来をデザインできる力を、キミに

 KSAC(関西スタートアップアカデミア・コアリション)が運営しているポータルサイト、DOON!Jr.では、高校生等を対象に、社会のあらゆる分野で積極的に新しい価値創造にチャレンジし独創的な夢の実現をめざす、「アントレプレナーシップ人材育成プログラム」の情報を発信しています。

 また、公式LINE“DOON!Jr.”では、高校生等が気軽に参加できるプログラム情報の発信をはじめ、事業アイデアや専門家などへの相談も受け付けています。何から相談したらいいのかわからない、という方も気軽にチャットから相談してください。



 起業に関心のある高校生等や大学生、若手人材らを対象に、関西の起業支援や先輩起業家の話を通して起業を身近に感じてもらうためのイベントです。学生がビジネスプランを発表する第1部、ワークショップ&トークセッションの第2部、交流会を中心とした第3部の3部構成となっています。


アントレプレナーシップ教育を支えるKSAC

 KSAC(関西スタートアップアカデミア・コアリション)は、関西の大学や産業界、金融界、自治体など90以上の機関が参画し、地域や組織を超えて連携を図り、人材・研究課題・資金の好循環を作っています。関西における起業家の裾野拡大、大学発スタートアップを連続的に創出していくことで、世界に匹敵するスタートアップ・エコシステムの構築を目指すプラットフォームです。具体的には「GAPファンドプログラム」「アントレプレナーシップ教育」「起業環境の整備」「スタートアップ・エコシステムの構築」の四つの事業を柱としています。