イタリア エミリア・ロマーニャ州の魅力に触れて
大阪・関西万博会場内イタリアパビリオンで9月21日から27日の期間、エミリア・ロマーニャ州のプロモーションウィークが開催されました。22日にはパビリオン内で記者会見が開かれ、モーター、芸術、音楽、食など州の多様な魅力について発表されました。
記者会見では州知事ミケーレ氏が、「エミリア・ロマーニャ州は芸術や歴史、食がそろっており、交通アクセスも良い。ぜひ一度訪れて」とPRしました。その他 大阪イタリア総領事館 総領事フィリッポ・マナーラ氏やラヴェンナ・フェスティバル、自動車産業の担当者も登壇し、PRが行われました。
MOTOR VALLEY:豊かな自動車産業
エミリア・ロマーニャ州は、イタリアの「モーター・ヴァレー(Motor Valley)」として知られ、フェラーリ(Ferrari)、ランボルギーニ(Lamborghini)、マセラティ(Maserati)、ドゥカティ(Ducati) など、高級スポーツカーやオートバイのメーカーが集積しています。イタリア全体で同州の自動車産業の輸出における比率は35.4%と非常に高い割合となっています。
博物館やレストラン、宿泊施設も豊富で、食品も豊か。車好きにとって、この地は単なる工業地帯ではなく、技術と情熱が結晶化した聖地と言えるでしょう。
芸術と歴史:モザイクからルネサンスまで
エミリア・ロマーニャ州はEU地域においても有数のイノベーションバレーとして認識されています。中でも州都ボローニャは、世界最古の大学、ボローニャ大学のある「学問の都」であり、州全体では大学7校、学生数は19万4千人となります。
アドリア海沿いの古都ラヴェンナは、初期キリスト教のモザイク画で世界的に有名です。サン・ヴィターレ聖堂やガッラ・プラチディア廟堂のきらめくモザイクは、ビザンチン美術の最高傑作としてユネスコ世界遺産に登録されています。
ラヴェンナで毎年開催される「ラヴェンナ・フェスティバル(Ravenna Festival)」は、音楽と舞台芸術の分野で国際的に高い評価を得ている大規模な芸術祭です。都市が誇る初期キリスト教建築のユネスコ世界遺産を舞台に、クラシックたけではなくロックやダンスなど、多様なジャンルのパフォーマンスが繰り広げられるのが最大の特徴の、魅力あふれる祭典です。
美食の殿堂:本物のイタリア料理発祥の地
エミリア・ロマーニャ州は「イタリアの胃袋」とも呼ばれ、イタリア屈指の美食の都です。この地の肥沃な大地から、有名なチーズであるパルミジャーノ・レッジャーノなど、世界中で愛される食材や料理が生まれています。
日本からの観光も
日本からは、東京や大阪から多くの観光客が訪れており、日本旅行者の観光支出は、前年比200%と大幅に増加しております。特徴的なのは都市によって休暇目的が多い、学業目的が多いなど、傾向が異なることであり、観光については、パルマ、モデナ、ボローニャの3都市に集中しています。今後も「おもてなし」文化を大切に、観光客の増加につとめていきます。
エミリア・ロマーニャ州
州都:ボローニャ
ボローニャ(文化歴史遺産)、ラヴェンナ(モザイク)、モデナ(大聖堂)、フェッラーラ(自然遺産)などの数多くのユネスコ世界遺産、豊かな自然と文化を持ち、さらに世界中を魅了する美食エリアとしても知られる州です。近年ではテクノロジー研究、AI、宇宙研究、医療など先進的な分野でも多様な取り組みが行われています。