いのちの能「水の輪」Noh for SDGs
~6月18日(水)万博会場内EXPOホールで、環境問題をテーマにした創作能を開催~
読売新聞社は、公益財団法人山本能楽堂と、UNESCOの無形文化遺産に登録され海外でも高く評価されている日本の伝統的な舞台芸術「能楽」を大阪・関西万博会場で披露します。
水の都・大阪から「水の浄化」をテーマに、環境問題について考える創作能です。万博参加国数にあわせ約180人の国内外の子どもたちが世界中からやって来た子どもの水鳥役として舞台出演、観客は能の地謡(合唱)を一緒に謡って能楽公演に参加し、会場が一体となって作品を作り上げます。さらに、万博テーマ事業プロデューサーの中島さち子氏が率いる多国籍によるKURAGE Bandも共演し、世界の音楽とのコラボレーションにより、伝統にとらわれない新しい内容で、世界各国から訪れる観客に日本の伝統芸能「能楽」を紹介します。
イベント概要
- 日時
- 2025年6月18日(水)
①12:00開場、13:00開演-14:30終演
②15:30開場、16:30開演-18:00終演 - 会場
- EXPOホール「シャインハット」
※全席自由。予約不要。満員の場合入場制限する場合があります
※入場無料。ただし。「大阪・関西万博」のご入場が必要となります。
能楽公演概要
- 前半
- 昔々の大阪が舞台。京の都に住む男の人が大阪に旅をする途中、古来風光明媚な美しい水の名所として知られる山崎あたりで女の人の漕ぐ舟に乗せてもらいます。女の人は昔の淀川が美しかったことを話しますが、大阪の近くに来ると川の水が汚れてしまったことを悲しみ、姿を消してしまいます。
- 後半
- 男の人の前に一羽の水鳥が現れ、その女の人は淀川に住んでいた水神だと話し、もう一度水神に帰ってきてもらうために、水鳥の仲間たち約180人を集め、川のそうじを始めます。きれいになった川に龍神が現れ、水神が姿を現します。水神はきれいになり川が蘇ったことを喜んで水の都・大阪の繁栄を祝います。
出演者 ※敬称略
能楽
後半・水神役:観世三郎太(観世流能楽師)
二十六世観世宗家観世清和の嫡男。父に師事。
1999年生まれ。幼少より父の稽古を受け5歳、能「鞍馬天狗」花見にて初舞台。
以来「翁」「道成寺」「石橋」「安宅」など数々の大曲を勤め、次世代を担う能楽師として、国内はもとより、ニューヨーク、フランス、上海など海外公演も行なう。
令和元年「即位礼正殿の儀 内閣総理大臣夫妻主催晩餐会」や令和5年 G7広島サミット 「内閣総理大臣夫妻主催社交夕食会」にて、我が国の伝統芸能を代表し能を演ずる。
一般社団法人観世会副理事長、一般財団法人観世文庫常務理事。
前半・棹サス女役・山本章弘(観世流能楽師)
故二十五世観世宗家観世左近、ならびに二十六世観世宗家観世清和、亡父・山本眞義に師事。
1950年生まれ。山本能楽堂を中心に「現代に生きる魅力的な芸能」として、能楽の普及と継承につとめる。子どもたちへの能の次世代教育も積極的におこなう。また、ブルガリアを中心に、東・中央ヨーロッパと日本の能を通じた国際交流につとめる。
公益社団法人 能楽協会理事 公益財団法人山本能楽堂代表理事
水鳥:約180人の小中学生のみなさん
多国籍バンド
KURAGE Band(クラゲバンド)
KURAGE Band:中島さち子(大阪・関西万博テーマ事業プロデューサー)他
ナレーション
山口由里子(女優・声優・ナレーター)
青二プロダクション所属
舞台女優として数多くの舞台に出演する中、声優として話題作のアニメで数々の声を担当し人気を博す。その他にも映画吹き替え、ゲームキャラクター、TV番組のナレーション等と活動の幅を広げ、又近年では講師として後輩の指導、育成にも務めている。
主な出演作品:新世紀エヴァンゲリオン(赤木リツコ)、ワンピース(ニコ・ロビン)、ポケットモンスター(ジョーイ)、ドラゴンボール超(ヴァドス)ほか
見どころ
国内外の子どもたち約180人が出演
大阪・関西万博参加国の国旗をあしらった冠・衣装を自作し登場
大阪・関西万博の参加国数にあわせ、大阪YMCAインターナショナルスクールの小中学生など約180人が水鳥役として参加します。
参加国の国旗をあしらった冠や衣装を美術家・井上信太氏の指導による事前のワークショップで自作し、当日舞台で身にまといます。
日本の伝統芸能・能楽に参加! 会場全体で地謡(コーラス)を合唱
会場の方々も一緒に能の地謡(コーラス)を合唱していただき、公演を一緒に作り上げていただきます。
当日公演に先立ち、出演の能楽師による合唱部分の練習を行いますのでご安心ください。
詞章を先に練習して会場で一緒に謡おう!
一緒に謡うパートの詞章と節回しを事前に練習することができます。
【水の輪の詞章 作 / 山本 章弘】(一緒にうたっていただく「水の輪」の後半部分の詞章です)
水の命は数々に。水の命は数々に。おさまる御代の。人々は。津の国難波の里々に。国も栄ゆる大阪の。静かに豊かなる名所(などころ)の。匂ひ巡るや。遥かなる。八百万代(やおよろづよ)に。客人は。元の泉に。恵まれて。もとの泉に。恵まれて。尽きせぬ水こそ。めでたけれ
(現代語訳)
水の命は永遠に。平和な時代の人々は、津の国・難波の里に集まってくる。大阪の繁栄のもととなる名高い美しい川は、静かに豊かに流れ、水の香りもはるかかなたからつなげてくれる。世界からやってくる客人は、その恵まれた美しい水のおもてなしを受ける。永遠の美しい水はありがたく、喜ばしく、ああ、本当にめでたいことだ。
みんなで作ろう「生命の老松」 参加者募集!
能は神に捧げる芸能としてはじまりました。そのため、能舞台には神が宿るとされる老松が描かれています。
今回の公演では、美術家・井上信太氏による巨大な老松を設置し、全国、海外から募った「いのち」をテーマに描いた約10000枚の松の葉を貼り付け、その前で公演を行います。松の葉の色は、15色の様々な水の色で構成されます。この松の葉はどなたでも描いていただき、ご参加いただくことが可能です。(先着1000名様)
また、ホスピタルアートプロジェクト2025のご協力により10000枚のうち2000枚は、病院にいて万博会場に参加できない子どもたちが描く松をイメージした9色の松の葉を使用させて頂きます。皆さんの描いた松の葉は、6月18日の公演で舞台後方・周囲に舞台装飾として展示された後、万博期間中後半には万博会場内のイタリア館に、万博終了後にも展示されます。
<展示予定>
6月18日 万博会場のシャインハットでの能楽公演「いのちの能『水の輪』」の能舞台で使用されます。
9月18 日 万博イタリア館イベントスペースでのホスピタルアートと一緒に展示されます。
10月~ 万博終了後、大阪咲州にあるR&D国際交流センターで大きな老松の展覧会予定。
「生命の老松」参加方法
①松の葉の台紙の受け取り方法
参加ご希望の方は、
・山本能楽堂までメール(expo2025-yamamoto@noh-theater.com)またはお電話(06-6943-9454)にてご連絡ください。郵送にて台紙をお送りします。
・近隣の方は松の葉を山本能楽堂でお渡しすることも可能です。
②自由に生命の松葉をデザインしよう!
色紙を貼っても、クレヨンでもペンでも絵の具でも自由に描いてください。
「水の輪」は水の浄化をテーマにした作品です。環境問題に対する思いなども大歓迎です。
※作品は舞台のほか、後日公開展示されますので、個人情報などは記入しないでください
出来上がった作品は乾かして下記へお送りください。
※返送にかかる郵送料はご負担ください
③ご返送先
公益財団法人 山本能楽堂
〒540-0025 大阪市中央区徳井町1-3-6
「生命の松葉アート」係
締め切り
2025年6月10日(火)到着分まで
多国籍バンドも参加
今回の能楽公演では、大阪・関西万博テーマ事業プロデューサー・中島さち子さんが率いる「KURAGE Band」が出演し、能楽とのコラボレーションをおこないます。KURAGE Bandは、万博のテーマ事業「いのちを高める」(いのちの遊び場 クラゲ館)の想いを象徴するバンドで、韓国太鼓(チャンゴ)、ジャンベ・サバール(西アフリカ・セネガルの民族楽器)など世界のミュージシャン、楽器が参加、いろんな文化や個性が集まって、いのちの鼓動を高めあいます。
KURAGE Band
中島 さち子(ピアノ)
チェ ジェチョル(韓国太鼓、チャンゴ)
小林 武文(ドラム)
アブライ ンジャイ ローズ(セネガル太鼓、ジャンベ&Talking Drum)
矢野原 佑史(DJ)
*ほか、多様で多彩なメンバーたちが出演予定
「大阪・関西万博」チケットの申し込み方法
- 主催
- 公益社団法人 山本能楽堂、読売新聞社
- 助成
- 2025年度日本万国博覧会記念基金(EXPO'70 FUND)
- 機材協賛
- カラーキネティクスジャパン株式会社
公益財団法人 山本能楽堂
https://noh-theater.com/