小さな発想 大きな革新
英国政府代表 キャロリン・デービッドソンさん
読売新聞大阪本社版朝刊
万博には158か国・地域が参加を表明し、そのうち47か国は「万博の華」と呼ばれる自前のパビリオンを建設する。英国もその一つだ。キャロリン・デービッドソン政府代表は「英国の創造力や技術をアピールしたい」と意気込む。
パビリオンのテーマは「COME BUILD THE FUTURE(ともに未来をつくろう)」。四角い積み木が組み上がったようなデザインで、「小さなアイデアが集まれば、大きなイノベーション(技術革新)を起こすことができる」とのメッセージを込めた。建設は順調に進んでいるという。
展示の目玉は、映像や音楽を駆使した没入型体験だ。入り口から出口まで通路の壁をスクリーンで覆い、約20分にわたって英国の過去や現在、未来を紹介する。同国の発明品や風景、脱炭素の最新技術や宇宙開発に至るまで、様々な内容を盛り込む計画という。
デービッドソン氏は「来場者には本当に英国にいるかのように感じてもらえるはず。独特な展示だが、魅力的なものになるだろう」と胸を張る。パビリオンには、英国の食べ物を提供するレストランも備える。
万博で生まれる人と人とのつながりも重視している。デービッドソン氏は「世界は分断されているが、多くの国を一堂に集める万博は私たちに希望を与えてくれる。集まって一緒に何ができるかを考えるのはワクワクする」と話した。日英関係の深化にもつながると確信しているという。
(石見江莉加)