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Sponsored by 三菱みらい育成財団

集まれ! 好奇心

みらいの私はここにいる

三菱みらい育成財団は、
三菱グループ創業150周年の記念事業として2019年10月に
「未来を切り拓く次世代人材の育成」を目的に設立されました。
全国の高等学校、大学、NPO法人などの教育活動を支援するために、
三菱グループ各社が10年間で100億円を拠出し、
5つのカテゴリーの教育プログラムに助成しています。
また、女子高校生を対象としたオンラインセミナー「RIKEI BLOSSOM」の開催や、助成先同士の交流会を実施し、
さまざまな悩みや課題を共有する取り組みも積極的に行っています。

第1部
パネルトーク


教育系YouTuber 「とある男が授業をしてみた」
葉一 さん
葉一さん
勉強法は自分がはまるのが一番
葉一さんと忠犬立ハチ高さん

葉一 忠犬立ハチ高さんは、ノムラフッソさんが山梨大学の医学部卒、王坂さんが上智大学の文学部卒ということですが、まずノムラさんはなぜ医学部に進学されたんですか?
ノムラフッソ これはシンプルな理由で、親が歯医者だったのと、小さい頃に体がすごく弱くて入退院を繰り返していたので、一番身近にいた大人が「お医者さん」だったから。でも、得意な科目は国語でした(笑)。
葉一 王坂さんは、なぜ文系に?
王坂 ノムラとは盛岡第一高校の演劇部で出会って、当時から一緒にお笑い芸人になろうねって誓っていたんです。ノムラが医学志望の理系だから、私は文系に行ったほうが絶対面白くなるはず! と考えて。ノムラとは逆に国語が苦手で、数学が得意だったのに。
葉一 得意不得意よりも、将来の夢である〝お笑い〟のために勉強していたとは。ただ、進学校だから授業の進度も速かったんじゃないですか?
ノムラフッソ できるだけ授業中に覚えるようにしていました。私は先生のモノマネが得意で、モノマネをしていると、試験のときに「そういえば、こんなこと言ってたな」って映像で浮かんでくるんですよ!

葉一 「先生を覚える」というのは斬新な勉強法(笑)。王坂さんは、大学に入ってすぐ英検準一級に合格されていますが、もともと英語は得意?
王坂 私の中では数学と英語は近くて、一問一答的に「ちゃんと答えがあるもの」なので、問題と答えを覚えるのが楽しかったですね。単語帳も、覚えたら塗りつぶしていって、全部覚えたら捨てる。勉強というより、クイズゲームをクリアする感覚でした。あと、英語は英検とか留学とか、なにかとご褒美が多い科目なので楽しかったというのもあります。
葉一 理系も英語は必要なので、数学に近いイメージで捉えるというのは、参考になるかもしれませんね。ちなみに、高校時代は理系女子は少なかったですか?
ノムラフッソ 半々くらいでした。だから、大学に入って「こんなに少ないの⁉」とびっくりしました。
王坂 でも、これが社会に出ると、文系も理系も混ざっていって、「文系だから」「理系だから」というのは、あまり関係なくなってきます。医学部から芸人になる人間がいるくらいだし(笑)。そこまで気にしなくていいのかなとは思います。
ノムラフッソ 同級生も大学院まで行ってからコンサルの仕事をしていたり、ばらばらです。だから、文系・理系という進路以上に、「やりたいこと」のほうが大きいと思います。

葉一 「せっかく医師免許を取ったのに、もったいない」と言われることはありませんか?
ノムラフッソ もちろん、あります。でも、意外と医学部で学んだことがネタに役立つことがあるんですよ。たとえば、医者ならではのモノの見方ができたり。
王坂 他の人と見方が違うことが、面白さにつながったり。
葉一 ですよね。私も東京学芸大学の同級生がほとんど教職に就くなかで、一般企業の営業職を選び、現在に至っているのですが、営業マン時代の経験が本当に役立ってます。
王坂 これは高校生の方々に特にお伝えしたいのですが、社会に出たら、学歴とか肩書とか関係なくすごい人がたくさんいます。だから、あまり受験や進路に悩みすぎないでほしい。
葉一 もし、回り道だとか、意味がないだとか言われることがあったとしても、それを決めるのは本人ですからね。
ノムラフッソ 私も自分の好きな道を選び続けて、医学部から芸人になりましたが、「今が一番楽しい!」と胸を張って言えます。
王坂 文系の私からすると、理系に興味がある女子高生なんて、もうそれだけでエラい! ぜひ、その〝好き〟を大事にしていってほしいですね。

対談の様子

葉一(はいち)

YouTubeで学生の悩みにこたえる動画を配信。登録者210万人以上、 再生数は8億回を超える。

忠犬立ハチ高(ちゅうけんりつはちこう)

高校の演劇部で出会う。ノムラフッソ(左)は山梨大学医学部卒 (医師免許保有)、王坂(右)は上智大学文学部卒。

お笑いコンビ
忠犬立ハチ高 さん
王坂/ノムラフッソ
忠犬立ハチ高さん
未来を発明できるのは理系の醍醐味

第2部
ワークショップ

偶然の出会いを楽しむことが大切

AGCエレクトロニクス株式会社

三根穂乃実さん

 入社3年目の三根さんが理系進学を決めたのは、予備校の授業がきっかけ。
「もともと得意というわけじゃなかったけれど、化学の授業がすごく楽しくて、のめり込みました」
 大学で応用化学を学び、大学院からガラス素材メーカーに就職。現在は生産技術のエンジニアとして働く三根さんは、「偶然の出会いとそれを楽しむ過程が大切」と語ります。
「予備校の授業もそうだし、就職も出会った社員さんが楽しそうだったから。そんな出会いが思いもよらない未来に連れていってくれました」

とにかく理系は重宝される!

明治安田生命保険相互会社

山田瑞紀さん

 入社8年目の山田さんは、肌が弱かったこともあり、化粧品に興味を持つように。
「大学も化粧品会社に就職できそうなところを選びました。英語と化学が得意だったので、理系の大学選択に迷いはなかったです」
 就職活動ではさらに興味と可能性を広げ、最後は直感で「私に合いそう!」と金融業界へ。
「理系はどこに行っても重宝されますし、そのおかげで選択肢がたくさんありました。あとは何を選ぶかですが、直感って結構大事です(笑)」

未知の世界を解き明かすワクワク感

三菱ケミカル株式会社

栗村香帆さん

 入社8年目の栗村さんが理系を志したきっかけは、海外ドラマで見た医師の姿。進路を見つめ直した末に、生命化学を学べる学科へと進んだ。
「大学は想像の20倍は勉強する場所でした。でもそれがあるから胸を張って頑張ったと今でも言えます」
 研究室では薬のもとになる化合物を探す研究に没頭。「未知の世界を自分の手で解き明かすわくわく感は唯一無二です」
 現在は研究開発職を経て人事に挑戦中。
「やりたいことは経験でアップデートされていくので、興味の向くまま進んでみてください」

参加者の声
理系バナ満開

Pick Up Interview

塩島 有稀さん

三菱UFJモルガン・スタンレー証券株式会社 IT開発部 ホールセールIT開発室

塩島 有稀さん

 理系ブロッサムのワークショップでは鋭い質問も多く、高校のうちから将来を真剣に考えている皆さんの思いが伝わってきました。私はIT開発部に所属し、株・証券の取引などに関するシステムに携わって、主に企画やプロジェクトマネジャーの役割を担っています。市場の取引や社員の仕事を支えていることが実感でき、やりがいは大きいです。高校時代、私は3年生になる直前まで文系でしたが、宇宙飛行士の向井千秋さんの講演で「知らないことを知る面白さ」の話が心に刺さったことをきっかけに理系への進路変更を決意。一年浪人して工学部に進学しました。理系で学んだことは研究に限らず、「自分がやりたいこと」に出会った時に多くの選択肢や強みをもたらしてくれます。皆さんはこれから先、何歳からでも、何にでもなれます。ある道を選んだからといって他の道が閉ざされることもありません。大切なのは、誰のせいでもなく自分で考えて選択すること。その経験は必ず、皆さん自身の力になると思います。

稲見 葉月さん

三菱ガス化学株式会社 東京研究所 研究員

稲見 葉月さん

 新規事業を創出するための情報を広く収集し、検証を進めていく「探索チーム」に所属しています。私が担当するテーマは「サステナブルな社会への貢献」。例えば資源循環やCO2の利活用などについてデスクトップ調査をしたり、学会・セミナー・展示会に参加することで、未来の社会で必要な技術を習得したり、時には自ら研究室で試作することも。そんな試行錯誤の成果が事業化への課題解決につながり、取引先から評価して頂いた時にはやりがいを実感します。高校時代、私は得意科目があった理系を直感的に選択し、受験できる学部が多いという理由で化学中心に進路を考えました。大学では有機化学を専攻し、特定の動きを誘発する分子を造る「分子機械」の研究に没頭。目標や課題をみつけて検討し、実験を繰り返していく経験は大変でしたが楽しかったですし、今の仕事にも生きています。皆さんが勉強をすることも、部活や学校行事に挑戦することも、将来への選択肢を広げる手段。自分で狭めることなく可能性を広げていっていただきたいですね。

洞口 萌実さん

メルシャン株式会社 マーケティング部

洞口 萌実さん

 ワイン商品のブランドマネジャーとして、市場の流れやトレンドを分析して 〝商品の種〟を考え、お客さまの声を聞きながらカタチにしていく仕事に取り組んでいます。携わった商品が発売に至り、店頭に並んだときには特にやりがいを感じます。高校時代、物事を筋道立てて考えたり、だんだんとピースがはまるように答えが見えてくる感覚が好きで理系を選択し、大学では微生物の力でプラスチックを生成する研究をしていました。入社後は、研究や技術の仕事に8年間携わり、マーケティング部には今年異動してきたばかり。営業現場をはじめ文系畑の方々とも広く関わるようになり、より面白味を感じています。そのなかで、理系的な考え方や経験を個性として生かしていければと考えています。
 高校生の皆さんは、今、やりたいことが決まっていなくても大丈夫。「好き」や興味を大切にして一歩ずつ進んでいけばいいですし、選んだ道を自分で「よかったな」と思えるようにしていくことが大事かなと思います。

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