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▼こんな授業! どんなゼミ?

オープン科目【異文化交流実践講座】―海外に友だちができる一押し授業―

竹本 紗野香/第二文学部4年

音声やテキストチャットで大連交通大学の学生と交流する。筆者は左から2番目

 英語が堪能でさえあれば、海外の人々とスムーズにコミュニケーションがとれると思ってはいないだろうか?

 「え?」とツッコミを入れたあなたは、海外の人と何気なく会話しているとき無意識に自分が意図しないメッセージを送っているかもしれない。例えば、「頷く」という行為。日本人は「あなたの話を聞いているよ」という意味の相づちとして何気なく頷いているが、欧米をはじめとする多くの国々ではこのジェスチャーは「賛成・同意」という明確なメッセージなのだ。「うんうん」と頷いた後に「それは違う」などと反論すると、相手は大変混乱してしまい、とんだ誤解を招くこととなる。

コーディネータの中野美知子教育・総合科学学術院教授

 グローバル化が進み、語学力向上の必要性にスポットが当たっている。しかしこのように文化による認識の違いやそこから生じる誤解についての知識、さらにそれらを踏まえたコミュニケーション技術も必要不可欠なのだ。

 そこで、この「異文化交流実践講座」の出番である。大層な名前の授業だが、難解でもお堅い講義でもない。私たち日本人が当たり前と考えている常識や価値観が海外の人とコミュニケーションをする際にどんな影響を与えるかを深く考え、楽しみながらしっかりと身につけることができる授業である。

 また、「実践」と講座名に冠がつくだけあって、この授業では最新のネットワークを利用し、中国の大連交通大学の学生と実際にディスカッションすることができる。カメラでお互いの表情も確認でき、遠く離れている相手でもとても身近に感じられる。私はこのディスカッションで知り合った中国の人々と仲良くなり、授業を終えた今でも頻繁に連絡を取り合っている。

和気藹々と進む授業

 異文化交流について学びたい人にはもちろん、海外の友だちがほしい人、海外で活躍したい人、そして国際結婚を狙っている人にも一押しの授業だ。 (筆者は2007年度後期履修)

(提供:早稲田ウィークリー