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▼こんな授業! どんなゼミ?

環境管理計画学~自然環境と人類の共生に向けて~

宮本 明香/人間科学部3年

 皆さんもご存じのとおり、今、国際的に地球環境問題が最重要課題となっている。過去から受け継ぎ、将来の世代に引き継いでいくべき、かけがえのない地球環境を守るために、今を生きる私たちに何ができるのだろうか。

 地球環境問題は、人間による自然との調和を欠いた無秩序な行動により引き起こされてきた。その解決のためには、複雑に関連している政治や経済、社会、土地利用などを総合的に見直し、有効な政策を提案していくことが必要である。

 この講義では、温暖化問題を中心に地球環境問題について学んでいく。まず「環境学とは何か」に始まり、環境問題の歴史や京都議定書における国際交渉と国内外の取り組み、地球温暖化と森林破壊そして気候変動が生物多様性に与える影響など、環境問題をあらゆる視点からとらえていく。

 先生はこの分野の第一人者で、講義でも地球環境問題の国際的な動向などをリアルタイムで教えてくれる。そのため、日々刻々と報道される環境問題についてのニュースを見ていても理解が進み、興味をもって考えることができる。私も、この講義を受講してから環境問題がより身近なものとなり、この分野への関心が高まった。

 終始穏やかに講義は進むが、地球環境問題への先生の熱意がひしひしと伝わってくる。

 講義の最後に、「我々はたまたまその国に生まれただけであり、地球環境問題に国境はない。世界のいたる所で人々や動植物が生きていることを忘れずに、少しだけでも地球環境を守る試みを」とのメッセージがあった。

 地球環境問題の解決に向けて、一人ひとりが高い関心をもち、適切な行動を起こしていくことが何よりも重要である。皆さんも、このような講義を受講して、地球環境問題への関心と問題意識を高め、地球の未来について考えてみませんか。

(提供:早稲田ウィークリー