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▼こんな授業! どんなゼミ?

「上級イタリア語」Abbiamo passione per l'Italia イタリアに夢中!

小檜山 明恵/第一文学部4年

 上級イタリア語の授業は木曜日の2限に戸山キャンパスで行われている。料理、ファッション、サッカー、映画や美術など多様で魅力的なイタリア文化への関心が高まるにつれて、イタリア語を学ぶ学生も増えてきた。このような状況をみて2006年度に新しく設置されたのがこの授業である。今期の履修人数は10人弱と少数ではあるが、2年生から大学院博士課程の学生まで顔ぶれ、そして年齢もさまざまだ。

 この授業の最大の魅力は、大学の授業とは思えないほど明るく打ち解けた雰囲気である。イタリアに留学した経験のある学生に言わせると、まるでイタリアの学校での授業のようなのだ。毎回の授業では2,3人でのペアワークを中心に出席者が協力しあってリスニングやスピーキングの練習をするため、自然と学生同士の距離が近くなる。特に語学の授業では、発音を気にしたり間違いを恐れるがゆえに学生がなかなか発言しない傾向にあるように思うが、このクラスでは誰もが気軽に質問し、意見を述べ、笑い声が絶えない。

 これは、講師のラウラ・サバットリィ先生の人柄によるところも大きい。学生とは友人同士のように名前で呼び合い、発せられる質問をよく理解して丁寧な解説をしてくださる。いつも優しく、よく冗談を言って皆を笑わせるが、日本文化への造詣も深い素敵な先生だ。

 ただ仲が良く居心地のいいクラスであるというだけではない。イタリアの言語と文化、歴史を学びたいという一人ひとりの意識が非常に高いのだ。そのため、学生同士でイタリアの音楽CDの貸し借りや、さらには専門的な講演会・研究会への誘い合わせをしたり、実際にイタリア留学をした学生が滞在先での経験について発表したりと、クラスはそれぞれの関心を反映した積極的な情報交換の場にもなっている。

私自身、大学院でイタリア文学を学びたいと考えており、その基礎となるイタリア語の理解を深めるために楽しみながらこの授業で学んでいる。Venite e studiamo insieme l'italiano !(一緒にイタリア語を勉強しにおいでよ!)

(提供:早稲田ウィークリー