早稲田大学の教育・研究・文化を発信 WASEDA ONLINE

RSS

YOMIURI ONLINE

ホーム > 教育 > こんな授業! どんなゼミ?

教育

▼こんな授業! どんなゼミ?

~世界で活躍するLSI設計人材の育成~後藤 敏ゼミ

陳 振興/情報生産システム研究科 システムLSI分野 博士後期課程2年

 「着眼大局、着手小局」、後藤研究室のある研究打合せの開会挨拶に、後藤敏教授がこのように語った。学生の我々には、「大きな視野に立つように心がけるとともに、具体的な事柄に着実な実践を図ること」が伝わってきた。後藤研究室では現在、2名の客員講師、11名の博士課程学生と17名の修士課程学生の総勢30名が在籍し、世界最先端のLSI設計の研究に立ち続け、人材育成という大きな役割に着眼し、学生一人ひとりへの教育と研究や個人の生活相談などを含めて、極めて細かいところまで指導が行われている。研究室の最大の特徴は30名のうち、29名が留学生であり、中国清華大学や上海交通大学等の海外一流大学から多数の優秀な学生がきており、すべての講義や研究指導が英語で行われることである。

 研究室では、学生の成長に合わせて教育と研究をサポートする体制が設立されている。各学生は1年の前期に実際にLSIを設計する体験をし、後期から年4回の研究成果のプレゼンテーションとグループディスカッションでの発表が求められている。プレゼンテーションでは、学生一人ひとりがオリジナルな成果を発表し、国際会議で発表できる内容までの完成度が求められている。グループディスカッションでは、最新動向とテーマの有望性を全員が討議する。研究室から毎年、10件以上の英文学術論文誌への掲載と40件の国際会議での発表を行っており、修士を含めたすべての学生が在学中に国際会議で論文を発表することが求められている。この結果、後藤研究室出身のほとんどの学生は希望する企業や研究機関へ就職でき、卒業生は企業から、「研究に即戦力がある」、「プレゼン力が高い」などと評価されている。

 後藤研究室の日常生活としては、定例の歓迎会、歓送会、忘年会に加え、国内外からの多数の訪問者を迎え活発な議論を頻繁に行えることである。北九州にいながらにして世界で著名な研究者や企業の幹部と直接、話せる機会が多いのは学生にとり非常に魅力的である。 研究室に興味のある方は、http://www.f.waseda.jp/goto/をご覧ください。

(提供:早稲田ウィークリー