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教育

▼こんな授業! どんなゼミ?

漢字・漢語と生活

伊東 徹也/教職研究科 修士課程1年
小林 辰徳/教職研究科 修士課程2年
原田 泰子/教職研究科 修士課程2年

「食」は「人」に「良」いって、本当?

 漢字は中国で生まれ日本へ伝えられたが、今や世界に認められている日本文化の一つでもある。私たちの身の回りにはたくさんの漢字や漢語が溢れており、私たちの生活に大きな影響を与えている。この授業では「漢字」というテーマから中国の古典作品、日本の童謡、ことわざなどを通して言葉はもちろんのこと、歴史や文化について学ぶことができる。また、講義内容は中国と日本の文化比較から食育にまで及ぶ。以下、履修生の感想を紹介したい。

 「テツヤ、漢字を教えてくれないか?」海外で生活していたときに多くの友人に言われた言葉である。漢字を学ぶことは、日本を知ることにつながる。私は小学校の教員なので、漢字指導のための深い知識を得たいと思い受講したが、この授業は漢字・漢語の枠を超えた日本人としての生き方を学ぶことができる。まさに人間力を伸ばすことができる授業である。(伊東徹也)

たまにはかしこまって、記念撮影!?

 十二支獣の講義では、今年の干支である「とら」について学習した。「寅」は会意の文字で、矢を両手でまっすぐのばしている意を表し、その字を借りて、十二支の第三位に用いる。その動物としての「虎」は、象形で虎の形をかたどった文字である。普段、何気なく使用している2種類の「とら」だが、物語や伝奇等の文学における用いられ方を学ぶことで、認識を深めることができた。(小林辰徳)

 尺貫法の講義の時、「子どもが産まれるときの『裸一貫』とは、3750gである」という話題になった。今日、低出生体重児が増えている。小さく生んで大きく育てることがいいのだろうかと先生は疑問を話された。妊娠時の母体の栄養状態が悪いのではないか、低出生体重児の増加と特別支援対象児の増加には、関係があるのではないかとの指摘もある。学生からも、自分の出生体重や身近な赤ちゃんの話が出て、「裸一貫」は大きいと皆で実感した。(原田泰子)

(提供:早稲田ウィークリー