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▼こんな授業! どんなゼミ?

管理会計ワークショップ
~管理会計プラス自己成長~

安室 健太郎/会計研究科2年

最近の時事ネタから諺まで。幅広い話題をとりいれる鈴木先生の授業は雰囲気も和やかだ。

 この管理会計ワークショップは比較的講義形式の授業に近い形で進められる。初学者であっても丁寧に指導して下さるので安心して受講することができるが、管理会計の知識はもちろんのこと、数学や統計学の基礎知識があると内容の理解がより深まるのがこの講義の面白い一面でもある。講義内容は主に多くの企業が実務において直面する“意思決定”や“業績評価”の場面を想定し、最も企業にとって最適となる選択を「管理会計」の視点から考え、与えられた設問に論理的・数学的に順次解答していくことで最終目標にアプローチしていくというものだ。最終的な結論が、「なぜそうなるのか」、「なぜその選択が最適なのか」が分かったときはまさに爽快そのものと言っても過言ではない。

 この授業の特徴は、設問に解答していく際に解けた人には発表する機会が与えられ、発表した人には発言ポイントとして成績に加算されることであり、本講義の魅力の一つである。中学・高校の授業ではよく見られる光景かもしれないが、大学院でこのような授業があるのは珍しく、大変光栄なことだと私は思う。社会に出ていく中でコミュニケーション能力や積極性が重要視されてきている昨今において、これまで蓄積してきた知識をフル活用して人前で披露するということは自分自身の実力を試すことができる。プレゼン能力の向上にも大いにつながってくるだろう。

 鈴木孝則教授の担当するこの授業では、会計業界の最近の動向を情報として提供されるのはもちろんのこと、講義を進める中で挙げる比喩や諺、最近の時事ネタや少しマニアックな話にまで触れることもある。飽きずにそして楽しく理解しやすく講義を聴けるのもこの授業の大きな魅力である。専門的な知識だけにとどまらず、幅広い多くの知識を学ぶことのできるこの授業を履修できたことは、私の人生にとって大きな財産である。

(提供:早稲田ウィークリー